Amazon ECHOとAlexa

家電製品

ウチでは何台かのECHO dotを使っている。
目覚まし用のアラームをセットするとか、リマインダーをセットするとか、ちょっとしたタイマーをセットするのに使っている。

天気予報を聞いたりニュースを聞いたり計算をさせたりする事も出来るが、一番使用頻度の高いのがタイマーだ。
キッチンに置いてあるECHO dotには、湯を沸かす時など”4分のタイマーをセットして”と言う。
圧力鍋なら17分のタイマーで、ゆで卵は15分とか。

100円ショップのタイマーも以前は使っていたのだが、ECHO dotを使うようになって出番は皆無となった。
100円ショップのタイマーは時間設定が面倒なので、2.5分用と4.5分用を用意しておくみたいな感じで使っていた。

ECHO dotをタイマーとして考えれば高価なものになってしまう、と言っても、タイムセールやキャンペーンの時に買っているので、2千円台だ。
ちなみに定価は5千円くらい、第4世代だと6千円くらいになる。
キャンペーンなどで安く仕入れたものがヤフオクなどにも出ていて、だいたい2千円台で落札されている。

ECHO同士は通話に使う事も出来る。
本体と離れた場所で会話すると、エコーキャンセラーのためか明瞭度が悪くなる。

ECHO同士の会話には電話モードと呼びかけモードがある。

ECHOには名前を付ける事が出来るが、簡単な名前にした方が良い。
ユニークなワードや促音・半濁音の入った語は認識しにくいのだ。
ECHOに付ける名称は漢字ではなく、かなにしておいた方が良い。

こうして家の中のECHOに名前を付けると、ECHOに「Alexa,太郎に電話をかけて」と言えば、太郎と名の付けられたECHOに電話をしてくれる。
ECHO太郎では「Alexa,電話を接続して」や「Alexa,電話に出て」と言えば接続される。

単一アカウントに家中全てのECHOを登録している場合は問題はないのだが、複数のアカウント間で通話しようとすると、Amazonに電話帳を渡さなければならない。
AmazonというかAGFAは信頼出来るとは言いにくいので、別アカウント同士で話すのならLINE通話などを使った方が良い。
わざわざ他人の家のECHOと通話する事もないだろうし、ミスコールする危険性があるので慎重になるべきだ。

アカウントはAlexa専用に一つ作っておくと良い。
間違って買い物をしてしまう心配もなくなるし、子供に使わせても安全だ。

単一アカウントにECHOを登録すると、電話ではなく呼びかけが使える。
呼びかけとは変な名称なのだが、Drop Inの適切な和訳が出来なかったのだろう。
呼びかけ機能では、呼びかけた段階で通話路が開く。

「Alexa,太郎に呼びかけて」と言うと、ECHO太郎側が特別な操作を行わなくても通話状態となる。
通話状態になっているかどうかはECHOのLEDで分かるのだが、すぐに通話状態に移行するので盗聴が可能になる。

同じアカウントに紐付けたECHOは、他のネットワークに接続しても使用出来る。
例えば東京の住居と北海道の実家にECHOが置かれていたとして、それぞれが別のネットワークに接続されていたとしても、ECHOに紐付けたアカウントが同一であれば同一ネットワーク内にあるECHOとして認識される。

PCはアレクサソフトをインストールする事によって、ECHO同様に使う事が出来る。

スマートフォンの場合も同様に、スマートフォン用のアレクサアプリをインストールすれば良い。
ただスマートフォン用のアレクサアプリからECHOに対して電話がかけられなかった。
もしかすると設定など(電話帳を渡さなければいけないなど)の為かも知れない。

スマートコンセントを使うと、Alexaから照明などのON/OFFは可能になる。
スマートコンセントは比較的安価なものだが、最近の機器は電源プラグをコンセントに差し込んだだけでは動作せず、リモコンでの操作が必要なものが多い。
この場合はスマートリモコンを使う必要がある。

スマートコンセントはタイマー設定なども可能なので、動植物用の照明のON/OFFなどにも使える。

スマートリモコンで何かを操作するのは外出先からと言う事になる。
家の中に居るのであれば、わざわざAlexaを介する事なくリモコンのボタンを押せば良いからだ。

例えば外出先からペットの状態を観察し、冷暖房器具を動作させたり照明をコントロールしたり、自動給餌機の電源を入れたりするなど。
もちろんAlexaを介さずに、IFTTTを使うなどでも出来る。

AlexaやGoogleHomeが安全なのかという話はある。
Facebookによる盗聴騒ぎなどがあったわけで、AmazonやGoogleが家の中の全ての会話を盗聴して解析し、それを商売に使っているかも知れない。
もちろん、そんな事が発覚すればAmazonやGoogleだけではなく、全てのスマートスピーカー市場が消滅の危機となる。
しかし、だからといって盗聴など馬鹿げた事などするわけはないとは言い切れないのだ。

Googleの位置情報事件など、それが発覚した後もGoogleは利用者の位置情報を盗み続けていた。
それが商売になる以上、商売にするのが悪質な企業のやる事なのだ。

だから仕事の電話を受けるような場所にECHOを設置するのは避けるべきなのかも知れない。
ミュートボタンは付いているが、それはECHOが反応しなくなるだけで、盗聴モードを切るスイッチではない。

逆に、タイマーやリマインダーのセットであれば、それをAmazonに聞かれたところで何と言う事はない。
何なら、楽天の買い物をリマインドしてとでも言っておくか。

スマートロックも使えるが、QrioQrio Smart Lockでは施錠は出来るがセキュリティ上解錠は出来ない仕様となっている。
どれだけ信用がないんだ、Amazonは。

アレクサの位置情報設定

Alexaは、天気予報などのために位置情報を使う。
となっているが、Amazonに位置情報を渡すことになる。
これはアプリから設定するのだが、番地まで入力しないと設定は完了しない
“東京都千代田区丸の内”ではダメで、番地のフィールドも埋める必要がある。

位置情報フィールドに抜けがあってもエラーが出ることはない。
設定が完了したように見えるのだが、実は何も変わっていない。

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