ルンバのエラー!びっくりマーク

家電製品

ジャンクで買ったルンバが上手く動作したこともあり、うちには現時点で4台のルンバが働いている。
全てタイマー起動になっていて、3部屋を掃除する。
リビングには猫がいるので、1日2回掃除をさせるために2台のルンバを使う。

最も新しいものでも870であり、他は780など少々古いものだ。
800シリーズとそれ以前の大きな違いは、ゴミを集めるための回転ブラシの構造と吸引力だ。

800シリーズ以降は回転ブラシがゴム製になった。
これによって繊維や毛髪の絡まりは大幅に減少したのだが、絨毯やラグに対する攻撃性は増加した。
吸引力も強くなっているので猫の毛などを集める能力は向上しているのだが、絨毯に対する攻撃性は気になる。

現状でも600シリーズはブラシタイプなので、絨毯を敷いている場合は600シリーズの方が安全だ。
なお絨毯からのゴミ掻き出し能力も、ブラシタイプの方が良好だと思う。

600シリーズや500シリーズにペット用と称されるレトロフィットキットを取り付けると吸引力が上がる。
リンクはGoogle検索だが”ルンバ”よりも”レトロフィット”の方が強いので、そもそもの検索語であるルンバが無視されてしまいがち。

ルンバのエラー表示とリセット方法

エラーが起きるとエラー番号や音声でそれを知らせる。
比較的多いのは回転ブラシ系に糸くずなどが絡まるものだ。
紐状のものを巻き込んだりするとブラシが回転しなくなり、エラーになる。

バッテリー関係のエラーもある。
バッテリーが充電出来ない時などがそれで、多くの場合はバッテリーの寿命だ。
しかしルンバをリセットすることで解決する場合もある。
おそらくバッテリーの状態を記憶していて、それを消去することで回復するのではないかと思う。

ルンバ500/600シリーズ
SPOTボタンとDOCKボタンを同時に押し、STARTボタンのLEDが消えたら指を放す。

ルンバ700/800シリーズ
CLEANボタンを10秒間押し、指を放すとメロディが流れリセット完了。

ルンバ900シリーズ
CLEANボタンを10秒間押し、指を放すとメロディが成る。
その後再度クリーンボタンを5秒押す。

エラー番号を表示せず、エラー内容の音声出力もないのが!マークの点灯だ。
ちなみにGoogle検索では記号は無視される。”!”と””でくくったとしてもダメである。

!を検索するには「びっくりマーク」だとか「エクスクラメーション・マーク」としなければならないが、その文中にその文字がないと検索されない。
Googleでは検索出来ない、このびっくりマークが点灯する場合がある。
一体何なのか?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

取説によると故障だからメーカに連絡しろとなる。
何の故障かは書かれていない。

エラーの原因は接触不良?

実はうちのルンバでもこのマークが点灯したことがある。
ルンバの底部などは比較的汚れるのでたまに掃除をしている。
ルンバは部屋の掃除をしてくれるが、人間はルンバの掃除をする必要がある。
びっくりマークは清掃の後に点灯した。

と言うことは、清掃が原因だったわけだ
そこで取り外した両輪、回転ブラス駆動ユニットを再組み付けする事で直った。
おそらく接触不良が起きていたのだろう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

回転ブラシが回らないとか、駆動輪が動作しない場合にはその旨エラーが表示される。
しかし接触不良で、そのエラー状況すら伝わらない場合にびっくりマークが点灯するのではないかと思う。
平たく言うと「その他のエラー」ではないかと想像出来る。
ではその他とは何なのかだが、何なのか分からないからその他なのだよとルンバは言うだろう。

対策というか対応としては、各部の接触の点検がある。
駆動輪や回転ブラシなどは底面のカバーを外せば取り外すことが出来る。
モデルによっては特殊ネジ(プラスドライバーが+ではなく△のものなど)が使われているが、細いマイナスドライバーで外すことが出来る。

取り外すと接点があるので、そこをアルコールなどで清掃して組み直す。
モータなどの接触不良が原因であればこれで回復する。
接点を清掃しても回復しない場合は、メイン基板の不良が疑われる。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

接触不良以外でも、モータユニットなどそれ自体の故障や、メイン基板のセンシング部分の故障も考えられる。
ただし、これまで見てきたルンバの基板で故障があったのは、モータードライバーのみだった。
モータが短絡状態になるとか過負荷状態が続けばモータドライバが壊れると思うが、大抵は壊れる前に故障が検出されてエラーが出る。
モータのような機械部品に比較すると、メイン基板などが壊れる率はかなり低い。
なので、点検はモータ部などを重点的に行った方が効率的だ。
回転ブラシ(コーナブラシではない)の駆動部分には埃が溜まりやすく、内部のグリスと埃が混じって抵抗が増大しているものがある。

グリスはシリコン系グリスであればプラスチック類への攻撃性が少ないが、ものによってはプラスチックを傷めるものがあるので注意が必要だ。
モータ系の負荷増大はバッテリー駆動時間の減少にもつながるので、たまに点検した方が良い。

過去記事へのリンク

動作不良のルンバは直せるのか(1)
動作不良のルンバは直せるのか(2)
動作不良のルンバは直せるのか(3)
動作不良のルンバは直せるのか(4)
動作不良のルンバは直せるのか(5)
動作不良のルンバは直せるのか(6)
動作不良のルンバは直せるのか(7)
動作不良のルンバは直せるのか(8)
動作不良のルンバは直せるのか(9)
動作不良のルンバは直せるのか(10)
動作不良のルンバは直せるのか(11)
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動作不良のルンバは直せるのか(13)
動作不良のルンバは直せるのか(14)

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コメント

  1. 木村知之 より:

    ルンバe5ですが起動しなくなり音声が出るのですが多国語で意味が理解できない。
    日本語に変換する方法を連絡ください。

    • FnF より:

      e5であればアプリから設定できるのではないでしょうか?
      本体での設定が他のモデルと同じだとすれば、CLEANボタンを押して電源を入れ、DOCKボタンの長押し(3秒程度)で言語設定モードになります。
      言語の選択はCLEANボタンで、目的の言語になったらCLEANボタンの長押しで決定です。
      ただe5もこれと同じかどうかは不明ですので、詳しくは取説をご覧になった方が良いと思います。

  2. […] 引用元:ルンバのエラー 引用元:ルンバのエラー […]

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