中華LED懐中電灯の壊れ方

家電製品

中華懐中電灯をいくつも使っている。
18650バッテリーか単四電池3本で点灯するタイプのもの、複数本セットで売られていたりしたので購入した。

3本で2千円とか、2本で千円とか。

これ以外にも単三電池1本で動作するものも用意してある。
スカイウエイブやジムニーにも積んでいる。
単三電池は入手が容易なので、これの使える懐中電灯は役に立つ。
充電式電池は繰り返し使えて便利ではあるが、使おうと思った時に満充電になっているかと言えばそうでもない。
18650はたまに充電しているが、大抵は懐中電灯の明かりが暗くなったかなと思ってバッテリー残量の減少に気づく。

ここは停電することも多いし山の中なので、懐中電灯は必需品である。
各部屋や玄関の所定の場所に置いている。
18650の充電器はUSB電源から5Vを供給するものを使っているが、充電が遅いのが難点だ。
2本同時に充電出来るのだが、USB側からの電流が最大1Aだったかな、なので充電に時間がかかる。

18650の充電はたまにしている訳だが、その時に少し暗いかな?と思った。
壁にフォーカスを合わせてみると、LEDの点灯していないところがある。

壁に映すとムラが分かる。
センサーライトもそうなのだが、面発光LEDは小さなLEDデバイスの集合体だ。
これの一部が壊れて点灯しなくなっている。
センサーライトの例で行くと、このあと急速に破壊が進んで点灯しているのかどうかも分からないほどの明るさになってしまう。
少なくともセンサーライトのLEDはそんな感じで壊れていく。

LEDを直接撮すと明るすぎてダメだ。

他の懐中電灯も壁に映してみた。
ピンボケなのは、ここまでしか(懐中電灯側で)フォーカスを合わせられないためだ。
懐中電灯前方にレンズを付けてみたりもしたが、余り変わらなかった。

左のものが正常品、中央と右は点灯しない部分がかなりある。
LEDドライバが定電流制御をしているとすると、壊れた部分のLEDには(当然)電流が流れず、他の生きているLEDにその分が流れる。
そして生きているところが過度に明るくなり、壊れるというパターンか。

まあ安物だから仕方がないと言えばそうだし、放熱さえシッカリしていれば壊れないだろうなとも思う。
LEDが自然に壊れることは少なく、大抵は熱による破壊だ。

半分くらいの素子が発光しなくなっても、実用上困ると言うほど暗くはない。
まあ、生きている他の素子が明るくなるからと言う事もある。
なので、捨ててしまうにはもったいない感じだ。

良品と壊れたものでLEDの色温度が違う。
たぶん購入時期が違う(懐中電灯のかたちは同じだが、文字印字が違う)ものだ。
センサーライトでは改良品とかバージョン2とか、同一タイプでも性能が良くなりました的なタイトルの付いているものが多い。
確かに形状などは変わっているのだが、信頼性が向上したかと言えばそれは疑問だ。

毎年どこかで起きる災害、夜間の災害では灯りがなければ何も出来ない。
この懐中電灯は信頼戦に難ありだが、安価で明るいという点では評価出来る。
信頼性の不足は数で補うと言う事で、何本か用意しておくと良いかもしれない。

中華ものの難しいところは、高額なものだからと言って信頼性が高いとは限らないことだ。
日本のメーカ製にしても中華もののODMみたいな事は良くある。

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