床用ワックス

住宅・土地・エリア

リビングは、従来は年に1回程度ワックスがけをしていた。
今はルンバを使うようになったので、年に2回はワックスがけをする。
ルンバは床に対する攻撃性も低くはないので、ワックスの耐久性にも影響している。

横浜時代には高耐久ワックスなども使っていたのだが、剥がれにくいワックスでも剥がれる部分は剥がれる。
能書きは10年とか20年耐久だとかと書かれているが、まあ自動車用のコート剤みたいなものだ。
業者に頼めば結構な価格になるし、年に1度はメンテナンスしましょうみたいな、全然高耐久じゃないじゃんみたいな話になる。

市販のウレタンコートなど高耐久コート剤でも時間が経つと、ワックスが残っている部分と剥がれた部分の差が目立ち始める。
ではいったん全部剥がしてしまえばとなるのだが、高耐久ワックス故に剥がすのが大変だ。
製品によってはいったん固化すると除去不可能と書かれているものもある。
こうしたものも定着率にムラがある(素材表面の状態による)ので、剥がれるところは剥がれる。

現在使っているリンレイのハイテクフローリングコートは、ごく一般的なものだ。
普通の水性ワックスで塗るのも簡単、耐水性はあるが床面に付着した水をそのままにしておくと、ワックス層を水が通ってしまう。
ガラス系(有機ガラス・アクリル系)の耐水性の高いワックスとは違うので、こぼした水をそのままにしておくことは出来ない。

つやも普通、滑り方も普通で滑りすぎて危ない事もない。
このワックスは4リットル入りを購入し、残りがわずかになった。
次は防水タフコートウルトラタフコートにしてみようかと思っている。

ハイテクフローリングコート
5段階評価による性能(メーカ公表値)
つや:3
耐傷:3
塗布性:3
耐久性:6ヶ月
乾燥時間:30分

防水タフコート
5段階評価による性能(メーカ公表値)
つや:3
耐傷:5
塗布性:4
耐久性:1年
乾燥時間:30分

ウルトラタフコート
5段階評価による性能(メーカ公表値)
つや:4
耐傷:5
塗布性:3
耐久性:2年
乾燥時間:30分

今回ワックスがけをしたのはPCなどが置いてある部屋だ。
ここは、引っ越してきたときにワックスを掛けたあとはカーペットを敷いていたので、全く手入れをしていなかった。
カーペットを剥がしてみると、ワックスがけした当初のつやはなくなっていた。
カーペットと床面は多少擦れる事もあるだろうし、経年で自然に取れてしまうのかも知れない。

汚れは少なかったので、軽く雑巾がけをした後でワックスを塗った。
洗面所や猫のトイレ部屋などは厚塗りするか2度塗りする。
ここも後日新しいカーペットを敷く予定なので、少し厚めに塗っておいた。

厚塗りすれば艶は増す。
しかし厚く塗ると乾くまでに時間がかかるので、薄く2度塗りの方が効率が良い感じがする。
温度20度・湿度40%程度の部屋で、普通に塗ると30分くらいで硬化する。
厚塗りも度合いによるのだが、表面がうっすら白色になるくらい塗ると硬化までに2時間以上かかる。

水性のワックスなので湿度が低く室温が高い時に塗るのが良い。
夏場は温度は高いのだが湿度も高いので、ワックスが意外に乾きにくいので、夏場に作業するときはエアコンで湿度を下げ、扇風機で床に風を当てた方が良い。

外光で見るとテカテカな感じだが、室内照明で見ればさほどでもない。
写真で分かるだろうか、手前部分(3枚分)がワックスを掛けていないところで、奥がワックスを掛けた部分だ。

この部屋は机や測定器棚などがあるので、床全面にワックスを掛けるのは大変だ。
移動できるものは動かしながら作業したが、動かせないものはそのまま、家具の周りだけワックスを掛けて作業を終了した。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました