オゾン発生器の寿命は短い

オゾン発生器の寿命は短い

ウチではこれまでに何台ものオゾン発生器を使ってきた。
しかしどれも寿命が短く、清掃や改造などを行いながら使うも長くは使えなかった。

最初に購入したものはガラス管を通して無声放電させるタイプのものだ。
これはごく一般的なものなのだが、ガラス管内外に異物が付着してリークが起きやすくなる。
異物は濃硝酸で洗うなどして取り除きながら使ったが、やがてリークが激しくなり動作しなくなった。

写真は少し分かりにくいが、ガラス管の中の棒状の電極と、それに接触させたコイル状の電極間で無声放電が起きている。
本来はこのコイル状の電極の中にガラス管を入れるのだが、そうするとリークして放電しなくなってしまった。
勿論新品時にはコイル電極の中にガラス管が入り、そのガラス管の中に棒状電極が入って動作している。

次に購入したのはセラミック板を使った無声放電タイプだった。
これはセラミック板に電極が蒸着してあるのだが、その電極が蒸発してだめになる。

下の写真は電極が蒸発し、セラミック板には異物が付着し、動作しなくなった状態だ。

そこでセラミック板を銅板で挟んで、これを電極としてみた。
これはうまく動作した。

しかし1年ほどするとオゾン臭がしなくなった。
中を開けてみると緑青のようなものが付着して放電しなくなっていた。
そこでセラミック板を清掃、緑青も取り除いたのだが回復しなかった。

電源自体は生きていて、ドライバを近づけるとそこに向かって放電する。
しかしセラミックプレートはダメなようで、オゾン臭が感じられない。

オゾンは酸化力が強いので、電極なども酸化するし周囲のネジもすぐに錆びる。
プラスチックのケースも変色してしまう。

このオゾン発生器は3千円前後で買えるのだが、寿命は1年程度だ。
保証付きのものを購入し、だめになったら交換して貰うのも手だが…

なお電極は売られているのだが、これに使われているものと同じものではない。
電極は千円~2千円くらいなので、オゾン発生器ごと買い替えた方が良いのかも知れない。

もう一台、これはオゾン発生量が多いので短時間しか使っていないものがある。
購入してから5年くらい経っているが、たぶん200時間くらいしか使っていない。
もっとも壊れたものも、27分ごとに3分動作で使っていたので、年間稼働時間は900時間に満たない。
今回はこれをスマートコンセントで制御して使うことにした。

内部は簡単なもので、タイマーユニット、電源ユニット、オゾン発生用の電極、そしてファンが付いているだけだ。
ファンのネジは錆びてしまっていた。

なおオゾン発生用電源は2~3千円で売られている。
電源とセラミックプレートのセットもあり、この方が割安かも知れない。

電源部はどれも似たようなものだ。

電源部とセラミックプレートのセットはかなり安い。
これにファンを組み合わせればオゾン発生器が完成する。

セラミックプレートにヒートシンクの付いているものがあるが、これはかなり発熱する為である。
現在使用しているものにはヒートシンクは付いていない。
ファンの風量が十分あれば良いのだろうが、小さなファンでは放熱しきれない可能性もある。

交換用の電極は結構値段が高い。
だが、安く売られているものがあったので買ってみた。
能書きには5000時間~1万時間使えるとあるが、実際には数百時間ではないかと思う。

購入したセラミックプレートは、元々付いていたものとほぼ同じ大きさだった。

接続してみるとかなりオゾン臭がするのだが、放電に伴う紫色は余り見えない。

ヒートシンクを付けるのは、電極が高温になるとヒートショックで割れることがあるかららしい。
この大型のものはオゾン発生量がかなり多いので、1時間ごとに2分程度の稼働時間に、スマートコンセントで制御している。

最近の製品ではセラミックプレートがスタックになっている。

またガラス管のタイプもある。

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