添加剤の話

清浄系添加剤はPEAが主成分だが、燃費向上を謳うものは何なのか?
ある燃料添加剤は摩擦低減作用が謳われている。
ただ燃料に入れて摩擦が低減される場所など非常に限られている。
ピストンのトップリングくらい?
ロータリエンジンには効きそうだが、レシプロエンジンはどうだろうか。
摩擦低減剤でパーセントオーダの燃費向上は、普通では考えられない。
そもそも燃料添加剤は、燃料に対して0.5%以下の分量しか入れない。

摩擦以外で、発熱量を増やせば良いじゃないかと言われそうだが、ガソリンより発熱量が多いとすると灯油でも混ぜてみる?
0.5%程度混ぜても、多少燃焼温度が上がる位で何も起きないはずだ。
沢山混ぜれば空燃比が狂う。

オイル添加剤では摩擦低減効果を謳うものがあった。
摩擦低減剤の効果はあると思うが、エンジンオイルも柔らかいものが普通になり、さらなる抵抗軽減は難しいのではないだろうか。

清浄分散剤としてはフェネートやスルホネートなどがある。
これは通常のオイルに含まれているはずだが、濃度を上げて効果を引き出すみたいなことか。
普通にオイル交換していれば、あえてオイル添加剤は必要ないと思う。

写真は銀入り添加剤だそうだ。
銀なんか硫化物で真っ黒になりそうだけど。

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