アンサーバックトーンは鳴った

アンサーバックトーン発生器は動作した。
スピーカというか、ホーン型ブザー?はエンジンルームに置いた。

回路はリレーで構成するものだ。
C1はロック時の音の長さ(音の回数)でC2はアンロック時の音の長さ(音の回数)を決める。
10μF〜100μF程度で良いのではないだろうか。
ダイオードは10D1とか1N4002あたり、1Aクラスの整流用で良い。
回路は最小構成なのでインヒビット端子とGND間にコンデンサを入れるとか、BUZZ端子間にコンデンサを入れるとか、電源にパスコンを入れるとか、フライホイールダイオードを入れるとかはご自由に。

1枚目は基本的な回路、2枚目はリレーを1つ削減する代わりにダイオードが2本増える回路。

ブザーが勝手に音を断続するタイプの場合は、リレーの動作時間が断続音の回数になる。 ブザーが断続音を出さないものの場合は、回路で発音回数の断続信号を作らなければいけない。
3枚目の回路はアンロック時に2回ブザーを鳴らす為に、断続信号を出すものだ。
結構無理矢理なので、ちゃんと動作するかどうかは不明である。
設計コンセプトは”最小の部品数”だ。

ロック/アンロック信号は、ソレノイド動作時に+12Vが印加される想定の回路だ。
ロック/アンロック時にGNDに落ちる信号の場合は、それ用に配線しなければ動作しない。

PICを使ってソフトウエア制御でも良いのだが、PICへの入力電圧レベル変換やノイズ対策など、回路的に少し面倒だ。
下品なものは下品な回路で、と言う事でリレーが一番手っ取り早い。

ミニの場合は注意点がある。
Start/Stopスイッチでエンジンを切っても、その時点ではACC電源は生きている。
もう一度Start/Stopスイッチを押せば電源が切れるし、ドアをリモコンキーでロックすればやがて電源は切れる。

アンサーバックトーンはアクセサリ電源でインヒビットなので、アクセサリ電源が生きていると音が出ない。
私は運転席側のドアを開けるとアクセサリ電源が切れるように設定しているので問題はないが、そうでない場合はアクセサリ電源ではなくエンジンON時に通電する場所から、インヒビット信号を取るようにしなければいけない。

インヒビット信号を使わずに、フューエルリッドのソレノイド信号を使う方法もある。
フューエルリッドはドアロックを解除すると連動してロックが解除されるが、自動ドアロックが働いてもロックされないんじゃなかったかな。 なのでインヒビット信号を配線しなくても、走行中にロック音が鳴ってしまうことがない。
テールゲートのロックソレノイドでも同様の筈だが、手動操作でロックを外す時には音が出てしまうので、インヒビット信号は必要だ。

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