KADOKAWAの情報が公開された事件で、N校関係の流出元が明らかになった。
KADOKAWA(ドワンゴ)のnakamura名のフォルダに、N校のデータをコピーして保存していた。
nakamura氏がHENTAI系の従業員で、興味ある生徒の情報を持っていた、なんて噂も立つ。
この事によってN校生徒の一部の個人情報や顔写真が流出してしまった。
ドワンゴ自体ゲーム黎明期に生まれた法人で、社名DOWANGO(Dial-up Wide Area Network Gaming Operation)を見て分かるように、ダイアルアップ接続時代に設立された。 当時の多くのゲーム関連企業がそうであるように、興味ある人間が何となく集まって適当に仕事をしていたみたいな雰囲気だった。
ドワンゴはその後ニコニコ動画を作るが、設計資料を基に構築されたものでもなく、メンテナンス性が悪かった。
そして当時のエンジニアがドワンゴを去ると、もはやメンテナンスさえも出来ない状態に陥る。
そこから数年の月日をかけて徐々にシステムを変更するも、度々トラブルを起こしている。
こうした状況なのでセキュリティホールがあっても不思議ではないし、情報管理がずさんだったとしても驚くに値しない。
携帯電話関係のサービスやソフトウエアを開発し、ニコニコ動画も軌道に乗った2010年頃のドワンゴには勢いがあった。
その後KADOKAWAに吸収されるのだが、他の動画配信サイトにシェアを奪われ厳しい状況となる。
スマートフォン対応を急ごうとするも、現状のシステムが分かる人間がもう存在していないとの事で、何度か失敗する。
有料会員数は2017年頃がピークで250万人に達するも、その後減少を続けて現在は120万人前後と半減している。
アクティブユーザ数もピーク時の1/2~1/3と振るわない。
そこに来てこの事件が起きたわけで、今後の運営は更に厳しさを増すだろう。
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