EVの運命やいかに

EV嫌い、中国嫌い、そして日本嫌いのトランプ氏が大統領になれば、それなりのインパクトがある。
EV推進は電力網の整備に金がかかりすぎるとし、EV推進をやめる。
テスラの株価はどうなるのか?

また輸入車に対して最大200%の関税を課すと言っている。
国内産業を守る為、米国メーカにおいても海外生産車は認めないみたいな感じか。
中華EVは事実上一掃されそうだし、対米輸出の多い日本メーカも困る事になるだろう。
消費税還付と円安で散々良い思いをして来たわけだが、そんな良い時代は長くは続かない。

電力問題は日本でも同様で、原発稼働率が相変わらず低い現状では厳しい状態である。
平均電力的にはさほどではないのだが、ピーク電力が大きいので電力需要変動が大きくなる。
大きな電力変動は電力会社にとっては頭の痛い問題なので、デマンド契約なども必要かも知れない。
以前に書いた事があるが、電力が余っている時には安く、逼迫している時には高い充電料金を設定するのも方法だ。

例えば7月10日の電力約定価格には高値と安値の差が4倍ある。
この季節の約定価格は最低額が20円/kWh位だが、冷暖房需要がない天気の良い日には1円/kWh以下になる。
これはメガソーラが電力を作りまくるので、その電力が使い切れなくなるからだ。
一方で電力逼迫時には100円/kWhを超える事もある。
今年は5月8日の23時台に125円/kWhを超えたが、発電所のトラブルでもあったのかな。

これを充電料金に取り入れれば、急速充電30分間が10円~8,000円みたいな変動料金になる。
ガソリン価格も仕入れ値などによって逐次変動するので、それと同じ事だ。

コメント

  1. nas より:

    米国がEV締め出しを図るとその分日本に対する売り込みが酷くなりそうでイヤですね
    今ですらマスコミで専門家や有識者を名乗る人達がべた褒めですから

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