伊豆市では昨日午後には天気が回復、雲は多いながら夕焼けっぽい空になった。
TVでは「昼から午後にかけて関東最接近」と言い、昼になると「夕方から夜半にかけて関東最接近」と言っていた。
夜になると、「明け方にかけ最接近」で、一体いつ最接近するんだ?みたいな感じである。
しかし結局の所日本列島が暴風域に入る事はなく、台風は去って行った。
どうして千葉最接近ではなく、関東最接近なのか。
それはディズニーランドが、千葉ディズニーランドではなく東京ディズニーランドのようなものだからだ。
千葉と言ってしまうと千葉ってどこ?となるが、関東と言えば東京を連想させる。
だったら日本最接近でも良いじゃないかと言いたくなる。
関東最接近と言いながら中継は福島県からとか、「東京暴風雨」のタイトルで中継は八丈島(八丈島は東京都)とか。
これは「東京に大雪」で、八王子市(位置的には山梨に近いが住所的には東京都)から中継するのと同じだ。
被害が増大しない台風に、TV各局は苦労していた。
気象協会の言う風速60m/sは現実にはならず、それでも千葉県で最も台風に近い銚子では最大風速が20m/sを超えた。
都内では海沿いでも瞬間最大風速20m/sに届かなかった。
しかし、それでも立木が折れるなどもあった。
風雨共にさほど強くはなかったが、東京では道路の冠水などが起きた。
伊豆でも一時的に大雨が降ったが、降っていたのは5分位だった。
雨が長く続くと被害が拡大するが、一時的な雨であればやがて排水される。
正確な気象情報を手に入れるのがいかに難しいか。
ニュースなどは信じるに値しないし、気象系アカウントも不安を煽るばかりだった。
気象系アカウントは、あと数百km(台風進路が)西寄りになれば、想定された暴風が吹いたのにと悔しそうだった。
そうじゃない、実際の所が知りたいんだと思った所でどうにもならない。
今日は朝から強い日差しが降り注いでいる。
台風一過というような爽やかさではなく、湿度は余り下がりそうにはない。
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