回生効率はあまり高くはない

以前にこちらの記事で以下を書いた。

WebCGの記事によると、箱根ターンパイクを回生ブレーキ主体で降りてくると30km走行分の電力が回生出来たとある。
ちなみにテスト車両はEVモードで走行出来る距離が公称60kmなので、その半分を回収出来た事になる。
ただし公称60kmでも、実際に走れるのは30km程度だとか。
つまりバッテリ容量の半分を回収出来たとして、実走行距離15km分か。
15kmの坂道を下って、平坦路走行15km分じゃあ回生効率が悪いな。

この記事では日産サクラで富士山5合目から坂を下り、どの程度回生出来るかを計測している。 記事には「富士スバルラインを約30km下って2.4kWhのエネルギーが回収できた。」とある。
WebCGの記事では電力量は分からないが、電費が7km/kWhとすると約2kWh程度が回収できたことになる。
走行速度などによって違いがあるとは思うが、回生効率はあまり高くないのかも。

テスラが余り回生しないという話は以前からあり、それはバッテリーの寿命を優先するためだとか。
回生時には急速充電になるので、バッテリーにとって余り良い状態ではない。
だからといって全ての電力を捨てる事はしないと思うが、適度なバランスで回生を行うのか。
それでテスラには立派なブレーキが付いているのかな?

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