中華電圧計の誤差を調整した

中華電圧計が0.3V程度狂っている事は既に書いたし動画にもしたのだが、今回は誤差をなくす調整をしてみた。
ケースを開けると内部には2つの半固定抵抗があった。
片方の半固定抵抗は温度計のアジャストだと思われ、もう一方が電圧の調整か。

半固定抵抗には24Dと印字された抵抗が付いているので、174kΩかな。
この抵抗を小さくすれば表示値が上がる。
で、とりあえず680kΩを入れたら約2Vほど電圧が高く表示された。

半固定抵抗での調整範囲は1V弱なので、これでは調整範囲を超えている。
抵抗値としては2.2MΩくらいが良いかなと予想したが、とりあえず見つけた1.5MΩを付けてみる。
すると未だ電圧が高く表示されたので、3.3MΩを入れた。
今度は低くなりすぎたので、半固定抵抗を回して調整した。

動画リンク
https://youtu.be/bZDi-aBd7YE
動画の中にリンクを埋め込む機能があるのだが、これはチャネル登録者数が1,000人を超えないと使えないらしい。
概要欄のリンクは本人確認をしたら使えるようになった。

調整範囲を超えていると改造が必要なので嫌だが、調整でアジャストできるのであれば安くて良いんじゃないかな。
インパネ内に電圧計を表示できる車種もあるが、そうでない場合は充電制御車のバッテリー電圧監視に、電圧計があると充電量の目安になる。
エンジンを停止したときの電圧が12V以下とか、走行中の電圧が連続して12.5V前後の場合は注意が必要だ。

コメント

  1. nc35kai より:

    こんにちは。youtubeで再生数稼ぐ為に、fnfのページで余り動画の内容を明かさない方が良いのではないでしょうか。

    fnfの運用にも関わってくる話ですが。

    • FnF より:

      ありがとうございます。
      まあ、確かにそうですね。
      もっともF&Fの過去記事の動画化という部分もあるので、何ともなんですが。

  2. nc35kai より:

    fnfのマスターのような、車はシリンダヘッドのメンテナンスが出来て電気は滅茶苦茶詳しいyoutuberの方は見たことないので、GT studioさんや枯れた整備士ひでぽんちゃんねるのようにトヨタやマツダのECU解析したら、鬼に金棒で、色々なショップからお声掛かるような気がしますけどね。

    • FnF より:

      昔はECUのプログラムがアセンブラで書かれていたので、逆アセンブルしてフローチャートを起こして、みたいな事をやった事があります。
      ROMの中身からだけだと限界があるので、インサーキットエミュレータなども使って。
      でも最近はCなどで書かれているので、解析が難しいですね。
      勿論テーブルの位置だとかリミッタの数値は見つける事が出来るのですが、プログラムそのものをいじろうとすると大変。

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