SwitchBotセンサによる温度制御

SwitchBotの温度センサとスマートコンセントを使い、温室の温度制御を行う。
ヒータをONにする温度は9.5℃、OFFにする温度を11℃に設定してみた。
これで一晩動作させた時の温室内の温度変化は以下のようになった。

オーバーシュートが0.6℃~1.1℃ほどある。
ヒータの場所と温度計の場所は(ほぼ)温室の端と端にした。
ヒータ上部にはファンを付け、温室内の空気は攪拌している。
オーバーシュートはヒータ自体の熱容量によるところもあると思われ、これは外気温度でも変化する可能性がある。
この日の最低温度は9℃前後と暖かかった。

この設定の時の電力消費量は以下のようになった。
当たり前ではあるが、温度制御によってかなり節約できている。

試しに10℃以下でヒータON、10℃以上でヒータOFFの設定をすると、ヒータはOFFにならなかった。
現在は10℃以下でヒータON、10.5℃以上でヒータOFFとしている。
これでもオーバシュートで11℃まで上がるが、まあ仕方が無い。
温室内の空気の攪拌用のファンを2つにしてみたが、オーバシュートは殆ど変わらなかった。

ソーラー用バッテリーからの放電電流は以下のようになる。
ヒータが入っていない状態でも、照明その他で電流は流れている。
この日の外気温度は約9℃で、通電時間より非通電時間の方が少し長い。

外気温約6℃の時には以下のようになった。
オーバシュートのピークがわずかに低くなった程度だ。

ヒータON/OFFのデューティは以下のようになった。
ONが20分位で、OFFが30分位になっている。

ひと晩の温度変化は以下のようになった。
10℃以下でヒータON、10.5℃以上でヒータOFFなので、設定値±0.5℃という感じだ。

150VAのインバータは、とりあえずと言う事でギボシ端子で接続した。
チャージコントローラからの線は5.5sqのより線で、2mmのFケーブル(2本並列接続)に接続している。
その接続点から線を分岐させてギボシ端子を付けた。
が、翌日見るとビニールのカバー(端子を覆う蓑虫みたいなヤツ)が焦げていた。
通電時に触ってみるとそこそこ熱くなっている。

ギボシ端子の定格を見ると、オーム電気のものは13A、エーモンのものは17Aとある。
電流自体は10A程度なので定格内ではあるが、安物は接触抵抗が大きいのかも。
ファストン端子でも15A流そうとすると大電流用を選ぶ必要があると思うので、線の太さは勿論の事端子に関しても注意が必要だ。

ソーラーシステム関係は端子台と圧着端子を使用しているので、これまで発熱が気になる部分は無かった。
今回は安易にギボシ端子を使ったのだが、大電流の流れる場所に使う場合は気をつけないといけない。

スポンサーリンク
生物
FnFをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました