2Fの温室は、日中の温度過上昇に対してソーラーパネルとファンを使っている。
日差しがあれば温室内の温度が上がるので、その日差しで電力を作ってファンを回す。
曇りや雨の日は温室内の温度は上がらない訳で、ソーラパネルも発電せずファンは回らない。
1Fに設置した温室にも2Fのソーラパネルから線を引いてくるとか、ソーラーシステム用の太陽電池板から線を引くとかも出来るのだが、安易な方法としてスマートコンセントをタイマ制御してファンを動かす事にした。
これだと曇りや雨の日にもファンが動作し、場合によってはヒータも入るしファンも動くみたいな事にもなるが、特別な配線が要らない事もあって手抜きをした。
今年は12月になっても暖かいというか汗ばむくらいの気温の日があり、こうした時にはファンで空気を送った程度ではさほど温度は下がらない。
先週は日中の温度が20℃を超え、夜間も10℃を下回らない日があった。
2Fの温室もビニルカバーを開けないと温度が上がりすぎてしまう。
温度調整という面では能力不足ではあるのだが、温室内の炭酸ガス濃度を上げる(酸素濃度を下げる)事には貢献してくれるはずだ。
光合成で炭酸ガスが消費され、閉空間の炭酸ガス濃度はどんどん下がる。
すると光合成が出来なくなり、植物の育成に影響が出る。
ファンで送風すれば温度は下がるのだが、12月3日には気温が20℃にもなり温室内の温度は36℃以上まで上がった。

温度が上がれば相対湿度は下がる。

12月7日だったか、風が強く寒い日だった。
風が強いと温室内にも隙間風が吹き込むので温度は上がりにくいのだが、それでも日中は26℃以上まで上がっていた。
炭酸ガス濃度計で、炭酸ガス濃度でも測ってみたいものだ。
ただし中華製はインチキものが多い(炭酸ガス濃度ではなく、他のガス濃度を測っている)ので注意する必要がある。
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