今年も一年ありがとう御座いました。
2024年は暑い夏というか、長い夏だった。
日中は暑く、しかし朝晩はそこそこ気温が下がったので、この山の中でも紅葉が見られた。
例年だと余り色づかない木が、そこそこ綺麗に紅葉した。
来年がどんな気候になるのかなど誰にも分からない訳だが、暑さ寒さよりも災害が少なければ良いと思う。
春先までは穏やかな日が続くと思うが、梅雨の頃からは毎年のように豪雨による被害が出る。
多くの人は火災保険に入っていると思うが、この掛け金値上げの一つの要因が浸水被害だとか。
火災保険は民間の話なので良いと言うか仕方ないわけだが、税金などは又上がるのかな。
以前にも書いたが補助金事業をやめれば相当金が浮くはずだ。
各省庁で莫大な額の補助金を配るのだが、それで儲かるのはほんの一部である。
農業系の補助金にしても、総予算の一体何割が農業従事者の手元に届くのか。
まあ、だから補助金はやめられないというか、それで票が得られるのなら自民党的にはOKとなるのだ。
ガソリン価格は12月19日に4.3円上昇したが、28日には2.2円の上昇にまで戻ってきている。
灯油価格は集計値の日付分解能が低くて分かりにくいが、1リットルあたり4円程度上昇した。
灯油価格は集計団体によって価格が大きく異なるのと、ガソリン価格のようにリアルタイムで反映されるわけでもない(在庫分は旧価格で販売する傾向)ので、精度に欠ける。
税金などで金を集めてそれを国民に再配布するようなシステムは、中間搾取が出来るのでオイシイ事になる。
どうせ配るなら減税すればいいわけだが、それを頑なに拒むのにも訳がある。
財務省的には集めて配り直せば予算規模が増えて仕事をした気になれる、という事も重要なのだろう。
このあたり、コロナ関連給付で味を占めたみたいなものかな。
医療費なども利権を撤廃したら、健康保険掛け金が何割も下がるんじゃないかな。
あるいは医療従事者の報酬が何割も上げられるかも知れない。
米国でも州によっては医療保険への加入が義務づけられ、非加入者には罰金(カリフォルニア)が課される。
健康保険の掛け金は月額$50~$200以上で、主に年齢と補償内容によって異なる。
このプランでの自己負担額は医療費の3割だが、そもそも医療費が高額なので3割でも大きい。
しかし掛け金の年間支払額は平均年収の2%位、年収中央値の3%位だ。
日本の場合は年収によって異なるが、平均年収の場合で保険金負担率は10%を超えるだろう。
米国で年収の1割程度の掛け金の医療保険に加入すると、医療費は無制限でほぼ無料になる。
年の最後に愚痴を言っても仕方がないが、当分日本は良くなりそうにない。
それでも103万円問題の突破は少し明るい話題だったが、財務省がすんなり認める訳もなく、その代わり増税するよとか、企業負担を増やすよとか、123万円でお茶を濁す方針かな。
これって2020年の給与所得控除増税分を元に戻すだけだ。
そもそも景気が悪くなった→給料が下がった→税金が取れなくなるから最低課税所得を変更する(所得控除を減らす)と言う事での増税だったのではないのかな。
何から何まで酷い話である。
社会保険料を増やすとか、高額医療費の自己負担分を増やすとか、そういえばブロック大好きな前大臣(今は平の議員なのかな?)は、103万円の壁がなくなって所得が増えると社会保険料が更に増えるぞと書いていた。
そうやって脅すのは悪い議員であり、良い議員だったら「減税効果を最大限にするために、社会保険料も考慮しましょう」位言っても良い。
自分たちのやりたい事にはどんどん国債を発行するのに、国民のためにはびた一文出さないぞと言う、何ともいやらしい世界なのだ。
夏に両院選挙があるとかないとか。
選挙で自民党に入れないこと、どこを支持すると言うよりも自民党を支持しないことが必要なのかも。
自民党には有能、いや経験豊富なと言うべきか、そんな議員もいるので適度なバランスで自民党の好きにはさせないくらいが丁度良い。
総理は自民党から出しても良いし、大臣も自民党員で良い。
しかし自民党の決めたことに反対の出来ない議員比率はダメだ。
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