海外から品物を買うと国際郵便だったりDHLだったりで国内に入り、そこから先が日本の宅配業者の配達になる。
しかし最近では全部ヤマト運輸で完結する荷物もある。

DHLは各国に専用機で荷物を運ぶが、ヤマトは国内と中国だけなのかな。

日本でも通販が拡大し、その荷物は海外から入ってくるものが増えている。
従来は日本の輸入業者を介する事が殆どだったが、今は海外の通販サイトで直接ものが買える。
日本の物流コストは高いので、直接購入した方がずっと安い。
中国便なども配達日数がだいぶ短くなってきていて、Aliexpressで買っても1週間前後で手に出来る配送物が増えた。
100円ショップでは従来は中国製が殆どだったが、今は国内製造のものがある。
これは日本の経済が伸びないため、人感比が安く国内製造品の方がコストメリットを出しやすい事からだそうだ。
ただこうしたものは単純なプラスチックの成形品などに限られていて、多くのものは中国などから輸入される。
円高時代にその抑制が出来ずに中小企業が激減してしまい、それによって日本の産業構造自体が変わったわけだ。
大量生産で高信頼性のものを安く作るという日本の一次産業も、今や中国のものとなった。
信頼性という点で中国製は未だ今ひとつな感じはあるが、それでも10年前に比べたらずいぶん良くなった。
少量品の機械加工やプリント基板の製造など、10年以上前から中国優位だ。
当時品質は日本製に劣っていたが、価格と納期がずば抜けていた。
日本で同じものを作ったら納期は3週間で価格は10万円、中国なら発注3日後には手元に届き価格は2万円という具合だ。
これは半導体でも同様で、NECだとか富士通のセルベースにしろフルカスタムにしろ、とにかく時間がかかる。
台湾のデザインハウスに設計を持ち込み、TSMCで作れば日本メーカの半分の価格、半分の時間で品物を手にすることが出来た。
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