ちょっと焦り気味なのかな?

カブアンドの宣伝に必死さが見えている前澤氏、大丈夫だろうか。
とってつけたような理屈&自身がその理屈を破壊しちゃったり…
下は”とんかつ@インデックス投資”氏のPostで、前澤氏のPostの矛盾点に色が付けられている。
最初のPostでは、スタートアップへの未公開株投資がベストだとしているが、その理由を問われるとベストだとは言っていないと、自らを否定してしまった。

上のPostに対する言い訳は「読解力よ。自分の個人的な投資方針と、投資未経験者に勧めるのと、別で話してるんだが。」と、訳の分からないことを書いている。
自分ではベストだと思っているが、それを人に勧めるわけではないと解釈しろという事かな。
ようするに「個人の感想です」「画像はイメージです」みたいな?

1割頑張る論も自分で否定したわけだし、自分で否定してそれの言い訳を書くので余計におかしくなってくる。
ある程度の顧客は獲得したと思うのだが、それでは不満なのか?それだけでは足りないのか?

サービスに魅力があればそれを使う人が増える。
サービス自体に魅力が無ければ、ポイントだ株だと言われても使う人は増えない。
ただそれだけではないだろうか。

前澤氏の理屈で行けば、顧客が増えると利益率が上がるので株価が上がるとなる。
その上がる株を今掴むのが最も得だと言っている。
広告宣伝費がものすごく大きな健康食品などならその理屈が当てはまると思うが、モバイル事業や電力小売り、カード事業などは原価比率が高いから顧客が増えても余り利益は増えない。
勿論スケールメリットがあり、特にモバイル事業は帯域使用率の平準化というメリットが出てくる。

カブアンドの場合は、顧客が増えるとそれに比例して発行株式数が増える。
これは利益率が云々は関係なく、絶対に増える。
つまりゲインは不定だけれど株式の希釈は絶対なのだ。

MVNOも10年前だったら儲かったと思う。
それこそMVNO乱立のその少し前くらいに始めていれば。
だから、そもそもカブアンドモバイルは出遅れている。
価格的には3GB/1,078円なので、MVNOとして安くないが凄く高いわけでもなく、MNOの楽天モバイルと同価格である。
だったら(通話品質はアレだが)通話無料の楽天モバイルで良いんじゃないの?となってしまう所にMVNOの苦悩がある。

「みんなが良いと言い出したときにはもう遅い」
みんなが良いと言いだしてくれれば良いが、誰も良いと言わない状態が今である。
そして誰かが良いと言い始めれば、同じようなサービスを行う企業が出てくる。
それこそBM特許でも取っていれば別だが、そうでなければより魅力的なサービスが新たに生まれる。
株ではなく投資という意味では、各社が行っているポイント投資がある。

株式の譲渡は贈与になるのだろうか?
株引換券が券であれば贈与とされる可能性が高いが、現金相当の(つまり換金可能な)ポイントだとすると贈与と見なされない可能性が高くなる。
このあたりは国税次第という所もあるが、贈与と見なされると税率が高い。
売却益が出ればそれに課税される。
そこまで考えた上で得なのか損なのかなのだが、前澤氏自身は余り詳しくないようだ。

2年後はどうなっているだろうか。
上場して株価が500円にでもなれば、少なくとも初期に株を手に入れた人は100倍のゲインになる。

前澤理論的に5割株価が上がったくらいでは話にならないだろうから、せめて5倍位にはなってほしいものだ。

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