シアノアクリレート接着剤なんてどれも同じだと思っていた。
しかし実際に使ってみると接着力に差がある。
写真は猫の爪カバーに付属してくるシアノアクリレート系接着剤で、これにも何種類かある。

シアノアクリレート系接着剤は95%以上がシアノアクリレートで出来ている。
しかし粘度調整剤だとか発熱調整剤など、シアノアクリレート以外の成分も加えられている。
発熱は水分との反応で起きるものだが、反応時の温度には結構差がある。
硬化時間(反応時間)の差なのかも知れないが、指に付けると熱く感じるものもあれば何も感じないものもある。
猫の爪カバー用接着剤でも発熱の激しいものがあり、指に付いたときにかなり熱く感じた。
現在のものは余り熱を発しない感じで、指についても熱くはない。
接着力にも差があって、現在使っているものはかなり接着力が弱い。
ネコに付けたツメカバーが数日で取れてしまう。
接着力を弱めることでツメカバーの売り上げを増やすとか?
私の場合は100円ショップでシアノアクリレート接着剤を買ってくる。
セメダインの3000シリーズも、ダイソーのPB商品も品質には殆ど差がない。
キャップ部分の構造が若干違うなどするので、OEM元はセメダインではないのかも。
セメダインのページを見てみると、3000シリーズにも色々な種類がある。

ダイソーで買うC3000 3g入りは110円だが、他のショップではより安価に買えたりする。
100円ショップが必ずしも安いとは限らない系商品の一つだ。
ダイソーのPB接着剤は5g入りが110円、1g入り×4本セットも110円なので少し安い。
一度に沢山使わない場合は、1g入り×4本セットの方が(保存しておいても固まりにくいので)良い。
中華シアノアクリレート接着剤は樹脂製の容器に入っているので、半年位すると中身が全部固まってしまう。
コメント
開封後の瞬間接着剤は冷蔵庫で保管すると長持ちするので使い切るまえに固まるということはなくなります。
3Dプリンタの造形物(PLAの)を瞬間接着剤でつけようとすると、つく場合とつかない場合があって、これが不思議なのですがブランド品の瞬間接着剤がぜんぜん効かなくて、100均のだと効くことがあって、どういう成分が関係あるのかがわからないでいます。