タイヤを交換した

タイヤの寿命は未だ大丈夫だろうと気にしていなかったのだが、ふと見たらスリップサインまで、いやスリップサイン以下まで減っているではないか。

車検の時は残り溝5.5mmあったのに、寿命末期には減り方が早まるとか?
リアタイヤの溝は4.8mmあるのに。

と言っても仕方がないのでタイヤを替える事にする。
現在使っているのはピレリのPOWERGYでトレッドウエアは300である。
トレッドウエア数値の高いタイヤとしてコンチネンタルのLX25(Treadwear740)があるのだが、サイズが適合しないのと日本では(ほぼ)売られていない。
NEXENやNANKANGでトレッドウエアが460や500のタイヤがあるが、これもサイズがない。
DUNLOP DIREZZA DZ102のトレッドウエアは460で、これはサイズが選べる。

結局以前に書いたLANDSAIL LS388(Treadwear500)を使ってみる事にした。

某タイヤ屋に注文(注文自体はヤフーショップ店)したのだが、在庫2本のみ…
在庫がないから追加購入出来ないと表示されている。
ショッピングバスケットで在庫量が更新されていないだけ?
楽天の方は在庫ありなのに、注文したら在庫無しに変わっちゃうとか?

当日発送と書かれているのだが、発送は注文の翌々日だった。
ヤフーショップで買い物をすると発送連絡などはLINEで来る。
Mailで来るように出来るのか?或いは出来ないのか分からないが、私としてはMailで連絡が来た方が使いやすい。
受注連絡などはMailで来るので、何か設定があるのかも。
LINEを使わせようとすると言う事は、LINEを使う人が減ってきたという事か。

日本ではここが輸入販売しているのか?他を検索してみても結局このショップにたどりつく。
この企業が輸入し、他には卸さないで自社の系列ショップでのみ販売しているようだ。
今回はフロント2本を交換し、在庫が復活したらリアも交換する。

LS388の溝の深さは約8mmで、一般的なタイヤと差はない。

トレッド面の固さは54くらいで、POWERGYの60よりも柔らかい。
ただしLS388は新品でPOWERGYは残り溝約4.8mmである。
硬度計の誤差があると思うので、相対値として見た方が良いかも。
硬度標準みたいなものがあれば誤差が分かるのだが、硬度サンプルみたいなものしか見つからなかった。

ジムニーの時も同様だったが、山道はタイヤに過酷なのだ。
ジムニーは2万kmで交換時期になり、ミニはローテションすれば2万km以上は使えるかも知れないが、でもその程度だ。
トレッドウエアの評価路面と山道走行はまた異なるので、数値がそのまま寿命に比例するのかは今後見ていきたい。
その為にはタイヤローテーションをしないで見ていかないといけないかな。
このあたりはちょっと考えてみなくては。

ヨコハマタイヤのGEOLANDARはジムニーで使った事があるが、寿命は1.5万km程度だった。
このタイヤのTreadwareは600のものと280のものが確認されている。
名称や型番は同じなのだが2018年頃にTreadwareの数値は低く変更されたらしいが、理由その他はよく分からない。

組み替えはいつも行っているタイヤ屋さんで行った。
最初にお願いした時は組み替えとバランス取りが1,650円だったのだが、今は2,640円になっている。
今回はバランス取りに随分時間がかかっていて、話を聞くとホイールにわずかな歪みがあるとのこと。
道路の穴に落ちた時にホイールにもダメージがあったのだろう。
普通に走る分には問題ない程度だと言っていたが、バランスウエイトでそれを補正するように頑張ってくれたらしい。
なおタイヤ自体の重量のバランスは「結構良いですね、国産と遜色ない」だそうだ。

乗った感じとしては、POWERGYよりも荒れた舗装路でのざらざら感が少ない。
ピレリはCinturatoにしてもPOWERGYにしても、荒れた舗装路がすぐ分かるくらい路面状況に敏感だ。
骨材が出ているような古い舗装路ではザラザラした感覚とノイズが伝わってくるし、舗装が改修された綺麗な路面になるとそのノイズがピタッと止まる。
LS388はこの点かなり穏やかな感じで、荒れた舗装路でもさほどノイズは大きくならない。
冬タイヤのBLIZZAKのような柔らかさとはちょっと違うのだが、傾向としてはそんな感じ。
POWERGYに比較するとかなり静かなタイヤだ。

固い:Cinturato P7→POWERGY→LS388→・→BLIZZAK:柔らかい

大げさに書けばこんな感じかな。
少なくとも走行時のノイズに関してはCinturato P7やPOWERGYよりも少ない。
Cinturato P7はランフラットタイヤなので重量が重くサイドウォールが固い。
BMWはランフラットタイヤを使っていたのだが、最近はランフラットタイヤではなくなっている。
エアが抜けても走れるというその性能を確保するために、失うものは少なくはなかったというわけだ。

コーナリング特性云々は(極限走行をしていないので)分からない。
ステアリングの切り始めはPOWERGYより多少曖昧かなとも思うが、その程度だ。

置く場所があればタイヤチェンジャが欲しい。
いや置く場所は地下にあるが、そこまで運ぶのが大変そうだ。
バラバラにして運んで地下で組み立てれば不可能ではないかも知れないが、そこまで頑張る気力があるかどうか…
1回タイヤを組んだら飽きるのかも知れないが、でもやってみたい。
金額からすればタイヤ屋さんに任せた方が絶対安いが、チカラワザ的メカって面白いではないか。

一般整備でも整備工場に任せた方が安いものはある。
ブレーキフルード交換は加圧チェンジャを購入して行ったが、ディーラでやって貰えば、フルード代も工賃も含めて5千円で済む。

勿論何度も使えば元は取れるのだが、値段だけを考えたら専門業者に頼んだ方が安価で安心だ。
でもやってみたいから機材を買ってやるわけで、タイヤチェンジャもいじってみたい。

手動のタイヤチェンジャもあるのだが、手動のものは余り面白くなさそうだ。
手動のものでもマウントヘッド(ホイールからタイヤを外すために、ビード部分を乗せる部品)を固定する部分の剛性が確保されていれば、力は必要だが脱着は出来る。
この部分が弱いとマウントヘッドが動いてしまい、ホイールに接触したりして都合が悪い。

強者はマウントヘッドを買って来て(3千円くらい)、鉄パイプや角材でアームを作ってしまう。
これなら好きなだけ強く作れる。

中華新品が安く売られているが、安いと言っても10万円~15万円が相場なのかな。
中古で安いものがたまに出ているのだが、運送費を考えると結構高い。

中華ものだと単相200Vで動作するものもある。
下のものはサポートアームと呼ばれるものが付かないタイプだ。
サポートアームとかプレスローラが無くてもタイヤを組むことは出来るが、これらがあればビードを入れたら反対側が外れてきた、みたいな事を防げる。

マウントヘッドの付いたアームを左右方向に動かすタイプと前後方向(柱を傾けリ方向)に動かすタイプがある。
柱を傾けるタイプの方が剛性が高いらしいが、中華ものの多くは横に動かすタイプだ。

荷下ろしにはフォークリフトが必要なので、だったらリフト付のトラックでも借りて自分で運ぶのが現実的なのかな。
軽いもので200kg弱~サポートアーム付だと400kg位になる。
と言うことは100gあたり25円なのだから相当安いんだけど、と言う問題じゃないか。

電源が3相だとインバータも用意しないといけない。
やってみたい気持ちは山々なのだが、難しい問題もある。
バランサーも買わないといけないし。

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