エンジン内部清掃用ブラシ

中華ものなのだが、エンジンのシリンダ内やポートの清掃用ブラシがある。
先端は交換可能でネジで結合されている。
私は1,500円以上送料無料の所で買ったので、このブラシ2本+余計なものまで買って金額を1,600円ほどに上げたのだからAliexpressの思うつぼ?
先端だけも売られているので、駄目になったら付け替えられる。

以前に吸気ポートを清掃したときに見つけたのだが、その時は普通のワイヤブラシで清掃した。
普通のワイヤブラシはラジアルブラシというのかな?ラジアル方向に毛が生えているので、ブラシの軸方向を掃除するのがちょっと大変だった。
ポートを清掃するにはラジアルブラシで良いのだが、ポートはさほど汚れていなかった。
汚れているのはバルブの傘の部分やステムなので、ラジアルブラシでは先端が突き当たってしまって上手く清掃出来なかった。
ブラシの先を曲げたりして使ったのだが、今ひとつ使い勝手が良くなかったのは毛足が短かった事や毛の密度が低いのも要因だった。

今回購入したブラシ、今はAmazonでも売られているのだが当時Aliexpressにしかなく、納期がかかったのでその時は買わなかった。
この中華ブラシはプラスチック製のスラストブラシみたいなもので、ブラシに付ける棒と、ブラシにかぶせるスリーブで構成されている。

ブラシをポートやシリンダ内に突っ込んで回せば清掃が出来るのだが、例えばプラグホールからブラシをシリンダ内に入れようとすると、ブラシが開いてしまって入らない場合がある。
そこでブラシごとスリーブに入れ、それをプラグホールやポートに入れようというわけだ。

次回ポート掃除をするときには使ってみようと思う。

ブラシ自体の長さは5cmあるので、ボア90mm位のエンジンなら隅の方まで毛先が届くかな。
金属の棒部分は30cmちょっとあるので、ピストンを上死点付近にしておけばピストンヘッドの掃除が出来そうだ。

燃焼室やピストンヘッドの掃除はPEA系添加剤でも出来る。
カーボンを落とすとノッキングしにくくなるので点火時期が徐々に進み(ノッキングによるリタードが減る)、少し調子が良くなるかも。
この辺りは車にもよるので何とも言えない。

PEA系添加剤と言えばWAKO’sのFUEL1が有名だが、2度目の値上げが行われた。
発売当初は300ml入りで燃費改善が謳われていたが、200mlに減って価格が上がり(法規制により)燃費改善の文字が消えた。
今回はそれが150mlに減って価格が少し下がったが、容量あたりの価格は上がっている。

PEA含有量も減ったようでPEA特有の燃え残りが見られなくなったそうだ。
FUEL1のボトルに書かれていた、”PEA高純度No1″の文字がなくなっている。

PEA系添加剤としてはFCR-062がコストパフォーマンスが良い。
今はブラックフライデーセールで安くなっている。

私が使った感じからすればの話ではあるが、ガストリートメントと一緒に使うと効果が高かった。

ガストリートメントは2本セットが7百円前後で売られているので、たぶんこれが一番お得だ。
店舗であればコメリでも7百円くらいだ。
スーパーガストリートメントはガストリートメントの強化版みたいな、何が違うのかよく分からないが、ちょっと高い。

ガストリートメントはPEA系ではなく、もっと安価な清浄剤や水抜き剤としてアルコール成分が入っているのだと思う。
何故これと一緒に使うと効果が高いのかはよく分からない。

添加量は多い方が良く汚れが落ちる。
ただしガソリン量の5%位まで増やすと、失火が置きやすくなるとのこと。
ガソリン添加剤は手軽だが、コストと効果を考えると直接洗浄の方が良い。
キャブクリーナをプラグホールから入れ、ブラシで擦れば(擦らなくても放置すれば)綺麗になる。
ピストンリングとピストンの間に挟まったスラッジも落ちるので、オイル上がりにも効果がある。
キャブクリーナはオイルパンに落ちるので、洗浄後はオイル交換した方が良い。
シリンダ内に残ったキャブクリーナはシリンジなどで吸い出すか、プラグを付けずにクランキングして排出させる。

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