タイヤを交換してみた

タイヤチェンジャを動作させることが出来たので、タイヤを交換してみた。
その様子は動画にした。
ハンドパワーでタイヤ交換する時、苦労するのはビード落としだ。
ホイールからの脱着自体は手動のタイヤチェンジャもあるが、手動のビード落とし機は結構力が要るし、ジャッキを使うものとか油圧式などもあるがスピーディには行かない。

タイヤチェンジャの大型エアシリンダによるビード落としのパワーは中々凄いもので、作業は実に簡単だ。
タイヤチェンジャのビード落とし機構を、エアシリンダではなくネジ式にしたのがこちら
中々良く出来ている。

ネジ式ではないのだが、2×4材で作っている人の動画もあった。
鉄材を溶接出来れば自由な形に出来るが、そうでなければ木材の方が加工しやすい。
単管で作っている方もいた。

ビードクリームはスクータのタイヤ交換の時に買ったものだから、10年以上昔だ。
未だ固まっていなかったのでそのまま使ったが、今はもう販売されていないタイプのアストロプロダクツのものだったかな。

ビードとホイールにシリコンオイルや浸透性潤滑剤を塗ると、固着が外れやすくなるので外しやすくなる。
タイヤを外す時には何を使っても(タイヤを再使用しないのであれば)問題はない。
組む時にオイルを塗ると、ホイールとタイヤの間にオイルが残ってしまうので、ホイールとタイヤがズレる原因になる。
ビードクリームは密閉空間でも蒸発というか揮発が早くなるように作られているとか。
なお油性のもの(良く滑る)と水性のものがある。

動画ではマウントヘッドにビードを乗せるところで間違ったことをしているが、2本目からは早く交換出来るようになった。
機械としては単純なものなので、使う人間の手際が試される。
オートマチックだったら誰がやっても同じように仕上がるが、この機械はそうではない。
マウントヘッドはレバーレスのものが売られているので、それに付け替えると作業が楽になる。
ランフラットタイヤとか超扁平タイヤなど、レバーレスでないと組みにくいタイヤもある。

近年の全自動と言われるタイヤチェンジャーでも、位置合わせは人間が行う。
数年もすれば画像処理で適切な位置にアームを持ってくるとか、アームの反力を検出するとかで、より高品位な自動化が行われるのだろう。

動画中でも触れているが、ホイールを固定する部分の爪の動きが余り良くない。
エア圧が高い時は良いのだが、エア圧が0.55MPa程度だと動かない。
ノロノロ動くとか、パワーが足りないと言うことではなく動かない。
ロジックというかエア通路のスイッチがそうなっている可能性もあって、ある程度圧力がかからないとチェックバルブが閉じないみたいな?そんな感じもする。いずれにしても動きが少し渋いのかも知れないので、明日にでも見てみる。

内部はこんな風になっている。
右下に見えるのがペダル操作のエアバルブだ。
エアバルブの排気には簡単なフィルタというか消音器みたいなものが付いている。
エアにはオイルが混合されているので、オイルミストが筐体内に飛び散るはずだ。
スポンジフィルタみたいなものをかぶせておくか?

構造的には単純なもので、剛性確保で重量が嵩んでいる。
縦振り型は剛性が高いと言われ、マウントヘッドは力を加えても殆ど動かなかった。
マウントヘッドをホイールに当たる所にセットし、アームを固定するボタンを押すと、マウントヘッドが2mm位(固定位置は調整可能)ホイールから離れた位置で固定される。

タイヤはKR20にした。
ドリフトする人たち、すなわちドリフターズ御用達の減りにくいと言われているタイヤである。
山道を走るとどうしてもタイヤの内側が減るので、減ってきたら左右を入れ替えて組み直せば良いのかな。
回転方向があるので、組み直さないと指定方向の逆になってしまう。

今まで気にしたことがなかったのだが、ヤフオクで廃タイヤが売られている。
たぶんタイヤショップで新品タイヤに交換した後の、捨てるタイヤが売られているのだと思う。
客からはタイヤ処分代を取り、それを売ってカネにする。
売ると言っても100円とか千円くらいなものだが、廃棄コストが減ってカネになるのだから良いではないか。

色々なタイヤを試してみるという点では良いのだが、残り溝4mmのタイヤに送料を払う気にはなれないなぁ。
残りが5mm以上あってかつ使ってみたいタイヤだったら、買う意味が少しはあるかも。
残溝が5mmあるとタイトルが”バリ山”になるんだなぁ、そうなのかな。

これら廃タイヤみたいなものがショップ系だと1本あたり千円ちょっとの送料なのだが、個人だと4千円位の送料に設定している人もいる。
タイヤが高く売れないから送料で稼ぐみたいな感じかな。

タイヤ交換工賃は値上がり傾向で、特に大径タイヤは高い。
従来はタイヤ径によらず一定の料金設定だったが、うちの近くの店でも大径タイヤ料金が新設された。

SUVなどで19インチとか21インチタイヤとなると、1台分の交換工賃+廃タイヤ処理費用で2万円~3万円かかる場合がある。
某カーショップではタイヤ交換工賃を1本2千円と案内しているが、車両からタイヤを外し組戻す費用、ホイールバランス費用、廃タイヤ処分費用、バルブ交換費用を加算すると、1本あたり6千円になってしまう。

20インチ以上はタイヤ幅によって価格が違う所もあって、ホイールとタイヤの重さでアシストツールが必要になるとか、1人で作業が出来ない(社内安全基準か何かで)とか、費用は別途見積もりみたいな所もある。
まあ23インチとか25インチになると、重さ的にはトラックのタイヤ並みらしいので仕方がないか。

廃タイヤは自治体では回収して貰えない。
エンジンオイルフィルタを回収して貰えないのと同じで、オイルフィルタは分解して金属部分と濾紙に分ければ一般ゴミに変身する。
タイヤも切り刻めば一般ゴミになるが、解体には多少手間がかかる。
ウチの場合は土留め用にタイヤが使えるので、当面は活用していく。

LS388は3ヶ月しかもたなかった訳で、2ヶ月で左右の入れ替え、4ヶ月で交換とすると年にタイヤ12本分くらいはタイヤチェンジャを使う。
タイヤ屋さんだったら年間5千本以上は組むのだろうから、機械に対する負荷は軽い。
たまに動かさないとシリンダのシールとかが固着したりして。
タイヤチェンジャー自体をいじったりしながら、楽しんでいこうと思う。

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