d払いの使いにくさはdアカウント問題でもある。

これはd払い自体の問題と言うよりもdアカウントへのログインがspモードに限定されているところにある。
たぶんspモードの概念のないプランでは、回線種別による制限はない筈だ。
期間限定dポイントなどがあるので使おうと思うと、スマートフォンで決済する必要がある。
ショッピングサイトをPCで閲覧していて、そのままd払いをしようとしても無理だ。
PCをspモード接続するか、あるいはスマートフォンでもう一度(そのECサイトで)注文し直す必要がある。
PayPayは画面に表示されるQRコードを読み取ることで決済できるので、スマートフォンを持ち出すにしても手間はかからない。
ヤフーショップはPCで見ているショッピングバスケットと、スマートフォンのアプリで見るものが同期していて、結構良く出来ている。
一方のd払いはスマートフォン連携が出来ないので、最初からやり直しだ。
ドコモはSBIを取り込み子会社化するわけだが、SBIは元々はSoftBank Investment、つまりソフトバンクグループにあったものだ。
ただSBIの北尾吉孝氏は相当アレな人で、孫さんと馬が合わないというか牛が離れちゃったわけで、SBIのSBをソフトバンクからStrategic Businessに言い換え、今はSumishin Net Bank, Ltd.になっている。
SBIの会社沿革を見てもソフトバンクのことは出てこず、住信側の事が書かれているのみだ。
そんなSBIなので、やることも結構ソフトバンクだった。
F&Fでも昔話題にしたことがあるが、SBIのプラチナクレジットカードは純プラチナで出来ていると宣伝していた。
本日2006年12月15日(金)より、一般個人消費者向けに、一般募集するカードとしては国内初のMasterCardブランド・プラチナカードとなる、「SBI PLATINUM CARD (「SBIプラチナカード」、カード券面の素材として純プラチナを使用)」の発行及び入会募集を開始いたします。
その後「カードのシルバー部分に純プラチナを使用」となり、更に「カードの一部に純プラチナ使用」となった。
プラチナは何となくカードに出来そうだが、SBIブラックカードはダイヤモンドで出来ていると宣伝されていた。
ダイヤモンドがちりばめられているのではなく、券面がダイヤモンドで出来ているのだそうだ。
工業用の粉末ダイヤだったら、純プラチナより安いかも。
プラチナってどのくらいの厚さに出来るのだろうか?
金のように薄く加工が出来るだろうか?
と思ってGoogleで調べてみたら…

そんな飛びっきり豪華風なクレジットカードも、2018年にはサービスを終了している。
その他怪しげな事は結構やっている訳だが、オンラインでの使いやすさやセキュリティへの取り組みは評価されていた。
しかし証券口座の乗っ取りはSBI証券でも起き始める。
乗っ取りが表沙汰になると、「損失は補填しません」と規約が書き換えられた。
当初は楽天証券は保証されないけれど、SBIなら(規約上)保証されるはずだ、楽天証券の口座を閉鎖してSBIに移すべきだと言われていたのに。
楽天の場合は認証がザルだったことが批判されたが、SBI証券はセキュリティに自信を持っていた。
その事もあり、アカウントを乗っ取られたのはアカウントを持つ人の瑕疵によるものと判断したわけだ。
怪しげな所はソフトバンクの面影を未だに残すが、SBI自慢のオンラインシステムはドコモが足を引っ張ると言われる。
SBIのアカウントをdアカウントに一本化するとかの話があり、だったら逆でしょ、dアカウントを廃止してSBIアカウントにすべきだと反発を食らったとか。
SBIアカウントは普通に使えるがdアカウントのダメさは誰もが知っている、SBIアカウントをdアカウントに紐付ければSBIの多くの客を失いかねないという事だ。
dアカウント問題のみではなく、料金プランにも不満が多い。
新料金プランに関してITmediaのアンケート結果がある。

各事業者共にいくつかのサービスと合わせての割引作戦を展開している。
ドコモ光と5Gルータを契約すると○○円引きですよと。
そもそもFTTHがあるのなら5Gルータは要らないでしょうと思うので、理屈の上では両方契約すると割り引きになりますよと言う話で、実際にそんな人はほぼいない→(割引が利かないから)ARPUが上がるゼ!みたいなものかな。
iモードサイト時代に記事にしているが、ドコモの無料は無料ではなかった。
バナー広告で無料を謳うものがあったが、それは有料プランを契約すると何かが無料で貰えるみたいな、無料ではなく景品とかオマケだった。
還付詐欺みたいなもので100万円を還付しますが、その前に手数料として50万円入金してください、その50万円と還付金の合計150万円を口座に戻します、みたいな。
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