続・唯我氏殺人事件

初公判は休憩時間も含めて10時間にも及んだそうだ。
先日は被告側(弁護側)の言い分というか、意見を書いたが、検察側から証されたことも傍聴者が報告した。

唯我氏の交際相手の舞被告と舞被告の母親(美保被告)のLINEが読み上げられた。
舞被告は父親にも相談をしているが、母親に対して「あの父親は全然使えない、唯我のこと殺す?」と連絡をしている。
舞被告と母親の連絡は終始こんな感じだったという。

唯我氏をどうやって呼び出したのか?
唯我氏は当時九州で(先日覚醒剤使用で逮捕された)”えみたろ”配信者と過ごしていた。

そこに母親が電話をかけ、父親との間を上手く取り繕うから12月15日に家に来ないかと誘った。
(電話の音声を証拠として公開)
舞被告も唯我氏が来るなら自分も実家に行く、今まで入院していたけれど15日には退院できると言った。
ちなみに入院していたのはウソ(唯我氏は入院していると信じていた)だった。

何故12月15日に唯我氏を呼び出したのか?
舞被告の父親(西高昌弘被告)は配送の仕事をしていて12月は非常に忙しかったという。
しかし16日は健康診断名目で休みが取れるため、犯行の日を12月15日に設定したそうだ。
舞被告と母親は、「親父にやらせよう」と計画していた。

唯我氏は睡眠薬を入れられたとろカフェを飲まされて眠る。
眠っている間に結束バンドで手足を縛り、首にも結束バンドを何本か掛けていた。
ここで唯我氏が目を覚ましてしまい、父親は慌てて首の結束バンドを締める。
この時に強い力を入れたために結束バンドが切れてしまったそうだ。
しかし複数本の結束バンドを掛けていたので、更にこれを締め付ける。
唯我氏は泡を吹くも生きていたそうで、父親は「汗をかいたから代わってくれ」と、息子の昌吾被告に(首締めを)代わった。

父親は、(唯我氏を)殺さなければ娘が死んでしまうと思った、だから殺したし罰は受ける、しかし息子や娘が(殺人罪で?)捕まったのは想定外だったと語っている。

唯我氏の遺体はスーツケースに入れられて多摩川に流された。
スーツケースには浮き輪とダンベルが付けられていた。
舞被告の交際相手の岩城周平被告は、そのスーツケースを多摩川の中央まで運ぶ。
岩城被告はウエットスーツを着用して足ひれを使い、唯我氏の遺体の入ったスーツケースを抱えるようにして泳いだ。
多摩川のほぼ中央に達すると、浮き輪の空気を抜いてスーツケースを川底に沈めた。

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