ジャンクのルンバを買って来た。

ウチにあるルンバはどれも古い。
パーツを交換したりバッテリーを交換したりして使っている。

古いものは回転ブラシ(現在のものはゴムローラ)のものがあって、これは床に音が余り響かない。
ウチでは猫の毛が吸い取れれば良いので回転ブラシタイプで良いのだが、ブラシに猫の毛が絡まるのでたまに掃除が必要だ。
ゴムローラのものはゴムが擦れるのでバタバタと音が大きいが、毛の絡まりはかなり少なくなる。
このバタバタ音がうるさい、故障だと修理に出す人もいるようだが仕様である。
iRobot社では以下のように書いている。

床材との相性により、ゴム製のデュアルアクションブラシは稼働時の音が大きく感じることがありますが、清掃性能に問題はございません。

音が大きいとクレームを付けると→清掃性能に問題は御座いませんと、音とは全くない回答がされる。
音を低減するためには何をすれば良いのか、へっぽこページが解説している。

・手入れをすると静かになるのか、知らなかった。
・清掃時間を変えると静かになる?時間帯で騒音レベルが変わるとは気づかなかった。
なお静音モード搭載機があるので、そのモデルに関しては静音モードに設定する(清掃能力は落ちる)事が出来るが、吸引力が落ちるだけでバタバタ音は変わらないと思う。
・ルンバに合わせて家具の配置を変えるのか。ルンバの周りを家具で囲むようにすれば、騒音が外に漏れにくくなる。
いや、だったらルンバを動かす専用の部屋を借りて、居住者はそこに足を踏み入れない方が良いのではないだろうか。

ゴムローラを改造し、布を巻いて(ダイソンの掃除機のローラのように)使う人もいる。
ゴムローラのゴム部分を外すと一回り細くなるタイプや、軸だけになってしまうものなどいくつか種類があるそうだ。

ゴムローラにしても回転ブラシにしても、床や畳に対するインパクトは大きい。
絨毯を清掃するのであればブラシは必要だが、フローリングの床であればブラシが床面に接触しない程度(ブラシがすり減れば接触しなくなる)でも清掃性能に違いはない。
ただしローラが無い状態だと、少し重さのあるゴミは回収できなくなる。

ゴムローラは回転ブラシと違って毛や繊維は余り絡まらないが、回転軸などには毛が付いてしまう。
このあたりは設計の問題もある。

現在ゴムローラのものが2台と回転ブラシタイプ2台が働いている。
先日ゴムローラタイプが不調になったのだが、内部清掃で蘇った話は書いたとおりだ。
直ったとは言ってもかなり古いものなので、各部のガタもそれなりだ。

で、ハードオフに行ったらe5がジャンクとして売られていた。
価格は3千円、バーチャルウォールやら取説やらフィルタ、充電器のセットだった。
ジャンクの理由は「充電できていないかも知れない」と書かれていた。

e5は充電台にセットすると、充電器の緑LEDとルンバ本体のLEDが点灯する。
しかし10秒(だったかな?)すると、両方とも消灯する。
消灯すると何も動作していない、つまり充電出来ていない風に見える。
充電出来ていない風に見えるのでジャンク表示になったのかな、だったら正常品だよなと思い買ってきた。

家に戻り、早速充電してアプリから設定を行った。
LEDが消えてしまうのは正常動作、そのまましばらくすると充電が完了した。
アプリとの連携設定も完了し、ログも読み込めた。

28回/約11時間しか動作させていたいようだ。
ファクトリリセットを実行すると全て消去が可能との情報もあったので、工場出荷状態に戻す操作を行ってみたがこのデータは消えなかった。
フィルタが交換された形跡がない(付属していたのは購入時に付いていた予備だと思う)ので、本当に約11時間しか使われなかったのかな。

ルンバの900番台まではダストボックスに吸引ファン&モータが付いていた。
しかしe5は吸引装置は本体側にあり、ダストボックスはゴミが溜まるのみだ。
これは良いのだが、本体側に吸引部を納めたためか?ダストボックスが小さくなってしまった。
これではゴミ捨て頻度が上がってしまいそうである。

家に帰ってきてからヤフオクの落札相場を見ると、3千円はちょっと高かったかな。
比較的綺麗だったから良いか、送料もかかっていないわけだし、と思う事にしよう。
動作音というかゴムローラが床を叩く音やモータ音は、900番台よりもe5の方が少し静かになっている。

バッテリーはLi-ionになった。
バッテリーの体積はNi-MHの半分位に小さくなり、動作時間は変わらないみたいな感じだ。
サードパーティ製バッテリーの価格は、Ni-MHより少し高い。
Li-ionバッテリーは4セルの直列だと思う。
Ni-MHで5年位持つのだが、Li-ionはどうなのだろうか。

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