ミニのストラットはナックルの部分に差し込むようになっている。
スリットのある部分に嵌め込んで、ネジで締め付ける方法が多い。
この方式はピッタリ入るのでアライメント変化は起こさないが、ストラットを付けたり抜いたりする時にはロアアームを(ショックアブソーバが抜けるところまで)下げなければいけない。
写真はこちらのページのものが分かりやすかった。

国産車方式はショックアブソーバのブラケットをナックルにネジ止めするものが多い。
組み立てやすさや外しやすさは国産車方式の方が優れているが、ネジ穴に多少の余裕があるのでアライメントが変化する。
これを逆に利用して、アライメントを調整する社外パーツもある。

最初にロアアームを交換したときには、余り苦労せずにストラットを抜く事が出来た。
しかし次にやったときは、抜くのにかなり苦労した。
ショックアブソーバ下部に(抜くときに)傷が付いたので、ペイントしたのがいけなかったようだ。
殆どピッタリのサイズに出来ているので、ペンキ厚の分で引っかかって抜けなくなった。
そこでスリットを無理矢理広げる工具を買った。
最初に購入したものは、隙間に工具を入れてネジを回すと工具の先の部分が開くようになっているものだ。

これでも隙間を開く事は出来るのだが、引っかかり部分がもう少し小さくないと周囲に当たってしまう。
分かりやすい写真がないのだが、下の写真の矢印部分(実際に工具を入れるのはネジの上の部分)を開く。

開く工具としてはこのネジ式のものの方が良さそうなのだが、無理矢理コジって開くものもある。
一応買っておこうかと、注文したのは2ヶ月位前だった。
Aliexpressも最近は荷着が早く、予定では2週間程度で入手できる事になっていた。
しかしどこに行ってしまったのか?国内に来たのが7月初旬である事は追跡できたが、JPで配達されてきたのは昨日だったのだ。

先が小判型や楕円になったもので、これを隙間に入れて90度回すと隙間が開くというもの。
ナックルが鉄だったら良いのかも知れないが、ミニはアルミ製なので変形しそうである。
コメント