サンパチェンスも鹿に食べられた

サンパチェンスはサカタのタネが品種改良して作った花である。
暑さに強く、関東以西であれば5月頃~10月頃まで綺麗な花を付ける。
一方で寒さには弱いので、屋外での冬越しは難しい。

室内で冬越しを行う場合、室温が概ね10℃以上であれば翌春まで花が咲き続ける。
挿し木で簡単に増やせ、1株あればどんどん増える一方で1年を超えて成長させた株は放つ気が悪くなる。
どんどん増えるが冬に枯れる可能性があるので、元株だけでも室内に置いて枯れないようにしておけば、春にはまた挿し木で増やす事が出来る。

室内で冬越しをさせるのであれば、今頃の時期に花の咲いている部分をカットして、挿し木(挿し枝)をすれば5割位の確率で根付く。
いきなり土に挿しても良いが、コップなどに水と微量のメネデールを入れて置いておけば根が出てくる。
土は園芸用のもので大丈夫で、鉢の底の穴を指で塞いだ状態で鉢の縁まで水を入れ、指を離すとさっと水が落ちるくらいの水はけの良さが必要だ。
夏も冬も水はたっぷり与えた方が良いので、水はけの悪い土だと根が腐る。

水が不足するとしなっとしてしまうので、真夏には朝と晩に散水するなどが必要だ。
そのサンパチェンスが鹿に食べられてしまった。
今まで大丈夫だったので鹿は食べないのかなと思ったが、単に鹿が気づかなかっただけかも。

左が花を付けているもの、右がその花を食べられてしまったもの。

丈夫な品種なのでまた花を付けるとは思うのだが、鹿にも困ったものである。
サンパチェンスの全ての鉢が冬を越せるかどうか?
かなり鉢の数が増えてきたので、昨冬に使った温室には入りきらない。
大型の温室を作ろうとは思っているのだが、そうすると加温パワーが足りなくなる。
ヒータでは間に合いそうにないのでエアコンでも付けてみようか。
実はボロのエアコンがあるにはあるのだが、動作するかなぁ。

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