敷居すべりテープを交換して、滑りがかなり良くなった。
しかしもっと軽くても良いはずだと思い始めた。
敷居滑りテープは引き戸側ではなく、敷居側に貼り付ける。
しかし長年の摩擦で引き戸側に、敷居すべりのギザギザに沿った摩耗が起きるのではないか?
いや、引き戸を外して見れば良いのだが、面倒なので外さなかった。
畳の下にきしめんタイプのネットワークケーブルを這わせているのだが、その厚みで畳が少し高くなり、引き戸を外すのが面倒になっている。
敷居すべりの摩擦面、引き戸側もギザギザになると敷居すべりテープがせっかくギザギザで接触面積を減らそうとしているのに、引き戸側のギザギザと嵌合するようになって抵抗が増える。
いずれにしても摩擦を低減すれば良いのだから、引き戸側にも小細工をする。
敷居すべりテープは摩擦係数の小さな樹脂で出来ていて表面がギザギザになっているので、引き戸側にはこのテープを90度違った向きで貼る。

同じ向きで貼るとギザギザ同士が嵌合してしまうが、90度違った向きで貼るので溝同士がくっつく事は絶対にない。
90度違った向きに何カ所も貼るのではなく、前端と後端だけに貼った。
途中に貼っても良いとは思うのだが、引き戸を外すのが面倒だったので、外さなくても敷居すべりテープを貼れる前端と後端だけにした。
敷居すべりテープを敷居の幅の長さに切断し、引き戸の下に貼り付けるだけだ。
これで抵抗は激減し、面白いように滑るようになった。
敷居すべりテープ表面が汚れると滑りにくいので、シリコンスプレーをかけておけば更に摩擦は小さくなる。
シリコンスプレーは安価だしプラスチックやゴム類にも使えるので、1本用意しておくと何かと便利だ。
沢山使うのであれば1kg入りも売られているが、(成分とか純度の違いはあるにしても)スプレーの方が安価ではある。
白っぽくなった未塗装樹脂の復活剤としても使えるが、効果は長持ちしない。
同様にタイヤワックス代わりにも使えるが、これも効果はあまり長くは保たない。
ただ単価が安いので、効果が失われてきたら再度スプレーするみたいな使い方なら、まあ納得出来る。
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