中古のアルミ製エアタンクが出品されていて、開始価格が千円だったので2千円で入札した。
新品だったら1.3万円前後の価格だし、他の落札物を見てもそこそこ金額が上がっている。
少し前にも同じように入札しておいたのだが落札出来なかった。
なのでたぶん今回も落札出来ないだろうなと思い、オークションが終わる時間すら気にしていなかったのだが、落札通知が来た。
出品物と同じだと思われるタンクを見つけて仕様を見ると、25リットルとなっていた。
25リットルタンクに0.7MPaで圧縮した空気を入れると、常圧換算約173リットルの空気が入る。
コンプレッサからカーポート近くまでVP13で配管してあるのだが、何しろ配管が長いのでローカルにサブタンクが欲しいなと思っていた。
エアを大量に使うインパクトレンチなどは、ローカルにタンクがあればパワーが上がる。
タンク容量が大きくてもそれを使い切ってしまえば同じなのだが、短時間だけエアが沢山欲しい時がある。
エアガンで何かを吹き飛ばす時もそうだ。
逆にエアポリッシャなどは低速で回している限り、ものすごい量のエアを消費する訳ではない。
(フルスピードで回すとエア圧がどんどん下がってくる)
タンクにはワンタッチカプラが付いているのだが、両方がソケットである。
ホースを外してもエアタンクのエアが抜けないように交換されているのかな。
これはこれでいいとして、新たに配管用のホースを作らなくてはいけない。
以前に作ったプラグ⇔ソケットカプラの付いたホースを、プラグ⇔プラグに作り替えた。

圧力計は欲しいと思っていながらも買っていなかったのだが、タンクに付いているので助かる。
コンプレッサの圧力計と多少指示値の差があるのだが、配管が長いから仕方がないか、なんて言うとルシャトリエじゃなくて、ボイルシャルルでもなくて、えーと、パスカルさんに怒られてしまう。

レギュレータで少し圧力を落としていたかも。
エアグラインダを使う時に圧力を下げたような気もする。
レギュレータを外すことが出来れば、コンプレッサの所のものを外して手元に付けたいところだ。
エアを充填してコンプレッサの電源を切り、丸一日放置した。
すると80kPaくらい圧力が下がっている。
一番怪しいのはウレタンホースのピンホールなのだが、ピンホールだともっと激しく抜けるか。
洗剤をかけてチェックしてみると、タンクに付けられたアタッチメントの所からわずかに漏れていることが分かった。

ここを外して整備するのだが、結構固く締まっていて外すのに苦労した。
外したあとはシールテープの残骸などを綺麗に掃除し、新たにシールテープを巻いてねじ込んだ。
ワンタッチカプラの片側が少し錆びているので交換しようかと思ったのだが、ネジ径が合わない。
タンクに付けられているのは1/4だと思うのだが、ウチにあるものは1/2だ。
漏れがなければそのまま使うのだが、嵌合させた状態でプラグ側をグリグリ動かすと、少し音が出るくらい漏れてしまう。
径変換アダプタを買おうかと思ってみていたら、ワンタッチカプラそのものを買った方が安そうなので、ワンタッチカプラを買って交換した。

中華製ワンタッチカプラは以前は結構酷いものが多かったが、今は普通に使える。
国内メーカだと新潟精機とか日東工器あたりが有名だろうか。
日本メーカというか日本の販社でも中国製を売る時代だし、日本で組み立てているものもパーツは中国製だったりする。
エアタンクは鉄製のものだと新品が1万円以下で買えるのだが、重さが10kg位ある。
アルミ製だと4kg位なので随分違うが、最大許容圧力の低いものが多い。
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