ネコ餌であるキャネットの価格が値上がり前に値段に戻ってきた。
様々なものが値上げされ始めた時、キャネットも値上げが繰り返された。
値上げ前には550円前後で買えていたものが、ピーク時には1,500円を超えたので3倍である。

ウチでは長らくキャネットを買っていたが、さすがに1,500円は高すぎだろうと思い、別の銘柄のものに変えた。
キャネットが店頭から姿を消したわけではないが、一部のホームセンターでは扱いがなくなったり大袋がなくなったりして、需要が減ったんだろうなと思うところがあった。
何でも値上げをすれば良い、便乗すれば利益が増えるというのは間違いだ。
世の中には競争が存在し、適正な価格が存在する。
キャネットの価格も徐々に下がり始め、先日は799円のプライスタグが付くまでになった。
政府は賃金を上げようとしている。
そもそも賃金とは物やサービスが沢山売れて会社に利益が出て、その結果として上がるものだ。
しかし賃金を規制して上げてしまうと、その企業の販売する製品の価格は賃金上昇率以上に上げる必要が出てくる。
すると物価は賃金以上に上がるので、生活は楽にはならない。
株価政策も同様で株価を上げれば景気がよく見えるとばかりに、資金供給量を増やしたり投資促進をしてきた。
株価も本来は企業業績によって上がるもので、株価を上げたからと言って企業業績が上がるわけではない。
法人税の減税や低金利政策によって企業の内部留保は増えたのだが、それは海外投資に消えてしまい日本の経済には貢献しなかった。
次の総理が誰になるのかは分からないが、票や金や権力をくれる団体にシッポを振る以上、何も変わらない。
高市さんだって消費税減税派だったのに、目の前に権力をぶら下げられたら信念を曲げる。
財務省から減税には時間がかかると言われました、ハイそうですかと聞き入れましたって、全く高市さんらしくない。
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