現状では異常がないのだが、オイルフィルタハウジングはいずれ壊れる。
樹脂にヒビが入ったり、隔壁にヒビが入ってガスケットが歪んで水が漏れる。
黒い蓋が付いている部分がオイルフィルタハウジングで、ヒートシンク構造のところがヒートエクスチェンジャだ。
エンジンを始動すると油温より水温の方が早く上昇するので、その熱を使ってエンジンオイルを温める。
エンジンオイルが水温以上になった時には、水冷オイルクーラとして働く。

これが写真のように樹脂で出来ている。
この樹脂にヒビが入ったりする。
純正品は樹脂製なのだが、OEM品はアルミ製のものが増えてきている。

アルミ製ならヒビが入ることもなく、半永久とは言わないまでも長く使える。
純正品は3万円とか4万円だと思うのだが、樹脂製OEM品もアルミ製も1万円前後で買える。
最近では国内の整備工場でも、中華アルミ製OEM品を使う所が増えてきたようだ。
OEMパーツは基本的に純正品を代替するものなのだが、中華は対策品を作ってしまう所が凄い。
これは車のパーツだけではなく、ダイソンの掃除機の部品だとかルンバの部品も対策品が売られている。
予防的整備で交換しても良いのだが、手が入りにくい場所なんだなぁ。
ハウジングの交換だけなら30分もかからないと思うのだが、電動ファンを外したりで2時間位かかるかも。
それ以外にオイルや冷却水の入れ替えが、大変な作業ではないが地味に面倒かも。
最近はいじる所がなくなってきた。
フィルタハウジング以外に、以下が思いつく。
・オートライト消灯時間変更→やっと部品が入手出来て、既に作業済み。
・ATF交換→今年中にやる
・ブレーキフルード交換→車検前にやる
・ブレーキホース交換→フルード交換と一緒にやろうか検討中
→もしかしたら交換されているかも知れないけれど、確認方法がない。
・ブレーキパッド・ディスク交換→パッドが減ったらやる
他にも壊れれば都度直すのだが、どこが壊れるかなど予想は難しい。
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