単相→3相インバータを動かしてみる

中華インバータを買ってみた。
商品の説明には出力電圧が0-230Vで、入力電圧範囲が110V~220Vとなっている。
しかし実際の仕様を見ると入力は220V固定で、出力も220V固定だった。

ただ品番で調べると可変電圧っぽい。
と言う事は取説が誤っているのか?
現物に貼られている銘板の品番と、取説の品番が異なっている。

面倒だなぁと思いながら調べてみた。
どうやら出力周波数を下げると電圧が下がる(モータのインダクタンスが一定なので過電流にならないように)訳で、その事を可変電圧と称しているらしい。

このリンクは正しい説明がされている商品だ。
とりあえず200Vを接続して動作させると、周波数が徐々に上がって50Hzで停止した。

周波数は自由に設定出来るので50Hzでも60Hzでも、或いはそれ以外の周波数にも出来る。
最低が25Hzで最高が400Hzなのかな。

最初は別のテスターで電圧を測ったのだが、PWMノイズが激しくて測れなかった。
FLUKEのテスターだと238V程度と測定出来た。

入力を100Vにすると、ディスプレイは002(入力電圧下限以下)と表示して動作しなかった。
少なくとも200Vでは動作するので、日本でも使える。
下限がどのくらいなのか測ってみたいところだが、200V近くまで上がるスライダックや定電圧電源は所有していない。
電源トランスをオートトランス接続にすると言ったって、トランスもないんだなぁ、ここには。

端子は基板に端子台が付いているのだが、このパターンの太さで12Aに耐えるのだろうか?
厚い銅箔の基板なら話は分かるが、どうなのだろう?
筐体にはクーリングファンが付いていて、常時送風状態なのでそこそこうるさい。

右側の黄緑の端子は、インバータをカスケード接続したりリモート制御するためのもので、1台のみで使うのであれば何も接続しなくて良い。
エアーコンプレッサなどで始動時電流が大きい場合は、コンプレッサの圧力スイッチを使ってインバータを制御するように配線すれば、突入電流が流れないようにスロースタートしてくれる。
そうではなくコンプレッサの圧力スイッチでモータをON/OFFすると、始動時電流でインバータが止まってしまうそうだ。

このインバータは操作パネルと本体を分離出来て、延長用のフラットケーブルが付属している。
モータコントローラとして使う場合は、手元でプログラムを変更したり出来ると便利だからだろう。

単相100Vから3相220Vを作るタイプのインバータもある。
タイヤチェンジャーやホイールバランサのモータは400W~750Wのものが多いので、力率を考慮した100V換算で12A前後の電流(750Wの場合)だ。
これだけみると100Vでもドライブ可能に思えるし、スロースタート機能を使えば突入電流が流れない。

200V入力タイプなら余裕があるので、少々線を長く引いても大丈夫だ。
エアコン用の200Vコンセントから、延長コードでインバータに接続するのが手っ取り早い。

取説は英語のみで書かれている。
設定はPROGボタンを押し、△ボタンで項目を選択していくだけなので簡単だ。
ディスプレイには数字しか表示が出来ないので、項目を選んで数字をセットしていく。

設定項目はFrequencyとか、単位がHzとか%なので、電気が分かる人なら難しくはない。
逆に電気を良く知らない人だと、そもそも単語が分からないというか、翻訳したとしてもその用語が分からない可能性がある。
このモデルの場合は何も設定せずに電源を入れると、50Hzの出力となる。

基本的に動作しているようなので、リモート制御も試してみる。
中華インバータは突入時のラッシュ電流が考慮されていないというか、定格以上の電流が一瞬でも流れると出力を遮断してしまう。
したがってコンプレッサなどの起動時電流の多い機器を使う場合は、リモート制御が必要になる。
リモート制御は設定を1箇所変えるだけで良いはずなのだが…

ん??

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