ソフトバンクの宮川氏は「いつまでも3位に甘んじるつもりはありません。2番目、1番目と上を目指してまいりたいと思っています。」と語った。 2006年に孫さんは「10年後にトップを取る」と言ったが、その夢は夢で終わった。
iPhoneのバラマキや高額キャッシュバックで、一時期はauの加入者数に迫る事もあった。
しかしソフトバンク対策法によって勢いは封じられ、その後は純減に転じた。
その後Sprint買収など手を広げるものの、米国人は日本人ほど簡単には騙されてくれなかった。
日本人に言ったように、ネットワーク改善は急ピッチで進んでいる、もはやつながらないとは言わせない、ネットワーク品質トップに近づいた、これまでに無い手法でネットワークを改善したと言ったものの… 米国人は騙されてくれず、sprintは窮地に陥るのだった。
果たして宮川氏の夢は実現出来るのだろうか。
宮川氏は「ネットワークもやっと他社に追いついた」風に言っているが、孫さんは同じ事を10年前に言っていたし、実際問題として未だに他社よりエリアは狭い。
LINE IDが9700万、ヤフーIDが8500万、PayPayが6400万、スマートフォン契約数はやっと3073万だ。 ソフトバンクも孫さんが抜けてから地道さが出てきたように感じる。
しかし悪徳性が忘れられたかと言えばそうではない。
事業者を選ぶ際には事業の品質を見るのは当然だが、企業の信頼性も大切だ。
契約にしろ解約にしろ注意していないと騙されると思えば、そんな事業者と契約するのは億劫だ。
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