タイヤチェンジャーを少しだけ整備する

ホイールをラッチする部分の動きが渋い件だが、爪の部分を分解してみることにした。
構造は簡単なもので、ターンテーブルの溝を爪の部分が移動する仕組みになっている。
ここにはベアリング的なものは無く、金属同士が摺動する。

分解してみるとサビがみられる。
金属同士が擦れる部分は塗装が剥がれ、そこが錆びる。
サビと油分が混じってこびりついている。

油分をパーツクリーナで流し、サンドペーパで錆を取ってみた。
しかし手動では中々綺麗にならないので、エアツールを持ち出した。

これでターンテーブルの錆を落とし、鉄のプレートの錆を落とし、爪の裏側の錆を落とした。
鉄のプレートのサビがターンテーブル側にくっついている感じで、ターンテーブルをサンドペーパで磨くと、一部は銀色の塗装が出てきた。

写真の右側に写っている錆びたプレート、買うと42.88ユーロもする高価格部品なのである。

錆を落とすと元々の塗色である黒色が見えてきた。
プレートはペイントした方が良いのかなと思ったのだが、サビキラーを塗ることにした。
ただ摺動部なので剥がれるかな、剥がれてもグリスが塗られているから錆びないかな。

ホイールをロックするための爪の部分は、タイヤチェンジャーの中でもサビが多い。
濡れたホイールをターンテーブルに置くなどすると、この爪やその周辺も濡れることになる。

組み立て後に動かしてみると、0.4MPa位まで空気圧が下がっても動作した。
さび取りや摺動部のグリスアップで、抵抗が少なくなったのだろう。

ターンテーブルを外して他の部分も綺麗にしたいところなので、これは後日分解してみる。
ターンテーブルはプーラーで引っ張らないと抜けてこないかも知れないけれど、そんな巨大なプーラは持っていない。

その他のちょっとしたサビはKUREのスーパーラストガードを吹き付けておいた。雨の当たらない場所なら、そこそこ効果は長続きする。
スーパーラストガードは半乾きみたいな感じになるので、触るとベタベタする。
底部というか足の部分というか、底部に付けられたCチャネルはサビがみられた。
ここは錆を落としてから、赤さび色の防錆塗料を塗っておいた。

このタイヤチェンジャーは2012年前後に国内で流通し始めたようだ。
したがって初期モデルでは製造から10年以上経過しているわけで、傷んでいる部分もある。
ビードブレーカのクッションゴムは、溶けたゴム足みたいに縮こまったものがシャフトに引っかかっていたりする。
ゴムがなくてもどうという事は無いが、このゴムブッシュの親分みたいなものの純正品を買おうとすると数千円する。
形状的にショックアブソーバに付いている、バンプラバーで代用出来そうだ。

部品に関しては中華ものが安い。
中華タイヤチェンジャーは部品レベルでイタリア製のコピーが多く、互換性がある。
例えば上に書いた42.88ユーロの部品も、中華ものなら安い。

寸法が書かれているので、合致するものを買えばいい。

筐体は赤系のペイントで塗られていて、工作機械類はみな同じような色だ。
ホームセンターに行くと農業機械用カラースプレーなるものが売られているのだが、どの色が合致するのか分からない。

で、ウチにあった鉄部用油性塗料の赤と黒(ごく少量)と黄色(ごくごく少量)を混ぜて近い色にした。
スプレーで塗れば綺麗になるのだろうが、筆塗りタッチアップで誤魔化した。

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