タイヤチェンジャのエア漏れ修理(2)

タイヤチェンジャーのエアリーク、原因箇所を調べていく。
機能ブロックごとに漏れの量をみていく。

どこから漏れているかと言うより、どのカプラから漏れているのかを調べたと言った方が良いか。
回転部分にはロータリーカプラが付けられているので、それも個別にチェックしたが、漏れはなかった。

シリンダ側のリーク量ペダル部分のリーク量リーク場所
インフレータ82ml/minエアバルブ
ビードブレーカ8.3ml/min8.3ml/minカプラ
チャック33ml/min0ml/minカプラ
アーム傾斜58ml/min0ml/minカプラ
マウントヘッド0ml/min0ml/min---

流量は測れないので、コンプレッサのエアタンク圧力の減少値(3時間放置後)から計算で求めた。

フロン用のリークテスターなら持っているのだが、フロンじゃないし。
ちなみにこれ、例によってハードオフのジャンク箱から見つけてきたもので、未だに使ったことはない。
サンプルガス?に反応することは確かめたので、たぶん使える。
このガス検知器はかなり感度が良くて、約8μg/分を検出出来る。
高感度のものだと2μg/分でも検出出来る感度があるそうだ。

これだけの感度があればリーク箇所を見つける事が出来るのだが、その為にはコンプレッサにフロンガスを吸わせなければいけない。

ペダルシリンダからの漏れはあるかなと思ったが、明確な漏れは見つからなかった。
漏れがあったらオーバホールが必要かと思ってシールなどを探したが、ペダル本体の中華製が安いというか、安すぎる。
これならシール類を買ってオーバホールするより、シリンダごと買ってしまった方が安い。

寸法は同じみたいだ。

アームを傾斜させるシリンダにスピードコントローラは付いている。
スピードコントローラとは流量可変バルブなのだが、そこから少しエアが漏れていた。
スピードコントローラ部分と言うよりも、スピードコントローラのプッシュコネクタ部分からの漏れだ。

上の写真の黒いものがタイヤチェンジャーに使われていたもの。
ネジが1/8で8mmのホースが接続出来るようになっている。
パーツケースをあさるとスピードコントローラはあったのだが、ホース径が6mm用だった。
だったらホースごと6mmにしてしまえと言うことで、ペダル側のワンタッチカプラも6mmホース用に変えた。

シリンダにはピストンの伸び側と縮み側にエアの入り口がある。
片側のスピードコントローラは外せたのだが、反対側は苦労した。
固着していて折れてしまったのだ。

バイスプライヤで挟んだりして、何とか取った。
もし上手く取れなかったらシリンダを外してエクストラクタを突っ込むか、最悪シリンダごと交換かなと思った。

チャックのシリンダを接続しているチューブを交換した。
亀裂などはみられなかったが、多少固くなっていたので。

自動散水用に使った、ブルーのチューブを使った。

チューブを変えていて気づいたのだが、ここはネジ締め型のニップルでネジで締め付けても角度が変えられる構造になっている。
PTFEか何かの薄いガスケットが挟まっていて、そこが滑って角度を変えられる。
ニップルを分解してみると、そのシールが傷んでいた。
プラスチック製のワンタッチカプラはOリングでシールされているのだが、この金属製のものは薄いガスケットが全てで、このちぎれそうなガスケットでシール出来ていることが不思議に思えるくらいだ。

エア漏れはしていないのだが、さすがにボロボロのガスケットを見ると、このまま使い続けるのは躊躇われる。
なのでワンタッチカプラに変更した。

インフレータの漏れは空気圧で動作するエアバルブからだった。
インフレータは一気に大量のエアを噴出させるので、容量の大きなバルブが付いている。
そしてこのバルブ自体もエア圧で動作する。

錆というか汚れというか、何か付着している。
エアタンク内部が錆びていて、その錆がこのバルブに落ちてきているのかも。
エアタンクを外して内部を綺麗にすれば良いのだが、それはまた考えよう。

構造は簡単なものなので、清掃してシリコングリスを塗って組み付けた。
写真は清掃前のもので、薄いフィルム状の汚れ?が張り付いている。
これは布で拭いたら取れた。

ダイアフラムの四隅に空いている穴は、ここがネジで留められている貫通孔だ。
そしてエアの漏れはこのねじ部からなので、ダイアフラムのゴムの弾力性が失われてシール性が低下しているという事だろう。
ダイアフラムを清掃して組み込んでみたが、余りリーク量が変わらなかった。

ダイアフラムはダメなら交換すると言うことで、だったら液状ガスケットを塗ってみるか。
液状ガスケットは樹脂部品に攻撃性のないロックタイトのSI5970を使う。
金属のオイルパンなどに使用する液状ガスケットは、樹脂部品には使えない。

これはミニのオイルパンを外した時に使ったもので、使用期限は切れている。
このタイプは使用期限が短いので、保存性が良くない。
それでもアルミフォイルでフタをして、ラップでぐるぐる巻きにしておいたので固まってはいなかった。
固まっていなかっただけで、組成は変化しているかも。
今回も使い終わったとは、前回同様にラップで巻いて保存しておく。

ダイアフラムに液状ガスケットを塗って組み付けると、リークはなくなった。

このゴムのダイアフラムは規格品のようで、Aliexpressで売られている。

バルブごと買った方がお得感があるというか、中華ものの価格設定は不思議だ。
液状ガスケットを塗って組み付けたバルブも、やがてエア漏れするかも知れない。
安いものなのでバルブごと買っておくことにする。

シリンダのピストンも売られているが、なんでこんなに安いのか?

全ての状態でエアリークがないかどうかまでは確認していない。
数時間でエアタンクの圧力が目に見えて下がるようなことはないので、とりあえずはヨシとする。
数日放置してエアタンク圧力が少し減るくらいのリークはあるかも知れないが、それを追求しても意味がないというか、現実的ではない。

エア漏れ箇所はほぼプッシュカプラだった訳だが、プッシュカプラにはネジの違いやインチ/ミリの違いなどもあってややこしい。
と言う話は又後日。

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