ヤマト運輸の伝票

黄色の矢印の部分、以前はなかったような気がする。
カーボンニュートラル配達を宣言する為に、余計なものを印刷してインクを沢山使うという、それがヤマト運輸の言う所のカーボンニュートラルなのか。

こうした宣言が激しさを増した?のはレジ袋問題以降かな。
何かを宣言することで、(宣言すらしない方がエコなのに)環境保護をアピールしようとする。

レジ袋有料化は法で定められているわけでもなく、単に政府の呼びかけに過ぎない。
なので今でもレジ袋をくれるお店はある。
処方箋薬局では袋をくれる所が多いが、袋を売っている所もある。

プラスチック袋が環境悪だみたいなイメージになると、今度はプラスチックのストローが悪いとか、フォークやスプーンがダメだとかとなってくる。 コンビニなど販売側にしてみれば原価低減が出来る訳だから、理由は何とでも付けるだろう。
スプーンやフォークは別売りですとすれば、わずかではあるが売り上げは大きくなる。
しかしこれは量販店だから出来る事で、個人商店だとかファストフード店などサービスを売るような店には出来ない。

コンビニのレジ袋は炭酸ガスで分解されるプラスチックが使われていて、それが貰えないからとスーパーで安い袋を買ってくると生分解プラスチックではない。 同じように廃棄された場合の環境負荷は、実は店で貰うレジ袋の方が少なかったという話だ。

紙のストローの防水加工には合成樹脂の含浸が必要で、それはリサイクル出来ないので結局はプラスチックゴミになる。
合成樹脂の含浸率を減らすと湿気に弱くなり、紙のストローを入れるビニール袋が必要になる。
この防水加工は紙コップ問題同様で、紙コップはリサイクル出来ないものが多い。
まあ小泉氏はアレだから仕方ないとは思うけど、やることが色々と、ねぇ。

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