700MHz帯は使われていない

言う事は立派だがやることはショボいという、楽天スタイルである。
700MHz帯の基地局は1局のみ運用されているに過ぎないが、1局だけでも開局は開局だ。
楽天に言わせれば「700MHz帯を使って、これまでよりずっとつながりやすくなりました」となる。

記事の中で以下が書かれているが、億円は万円の間違いかな。
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設備投資額は1局当たり544億円となっており、過去にも他社から「投資額が足りているのか」との指摘を散々受けていた。
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いずれにしても700MHz帯に投資すれば単月黒字が遠のく恐れがあり、楽天としてもギリギリの節約をしなければいけない。
加入者を増やせばARPUが下がり、ARPUを維持しようとすると加入者数が増えない。
これは楽天だけではなく、他の事業者も同様だ。
ただし楽天はサービスやネットワーク面で他の事業者並みとは行かず、よってARPUも他の事業者並みにはなり得ない。

加入者増に関してKDDI高橋氏は「この流動性で、あれだけ短期間に数字(純増数)が上がっているのは、若干違和感を感じている。しっかり(状況を)見ていかなくてはいけない」(ケータイwatch)と、インチキ臭いとは言わなかったが、まあそんな印象なのだろう。

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