契約数700万突破

楽天モバイルの契約者数は速報値で700万を超えたそうだ。
楽天の集計によれば4ヶ月で50万契約を増やした事になる。
他社に言わせれば、そんなに増えたようには感じられないとなるのだが、そこは楽天基準と言う事で。

それでも資金繰りは改善せず、設備を他社に売却するセールアンドリースバック方式を使う。
これは住宅などでも最近増えている、売却しても住み続けられますというアレと同じだ。
住宅を売却すると対価が入ってくる。
それを生活費の一部として使いながら、住宅に関しては家賃を払って住み続ける。
住宅の売却代金と生活費、自分の残寿命を考え、上手くバランスする所でセールアンドリースバック方式を使う。
勿論寿命の予測は難しいのだが、余計な資産を残さずに死んでいくという計画もありだろう。

楽天の場合は、とりあえずカネがないと借金を返せない。
そこで設備を売却して一時的に金を工面する。
これで現金は入ってくるが、毎月の支出は当然増える事になるので単月黒字が遠のいてしまう。
資産の売却になるので節税にもなるのだが、まあ苦肉の策なんだろうなぁ。
金が入って借金は返せるが、資産は減少するので儲かる方向に行くわけではなく、むしろロスが出る。
だったら最初からベンダファイナンスを使えば良かった話で、ソフトバンクはこの方式で支出を抑えた。

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