猫には何が分かるのか?

写真の猫はスコティッシュである。
昨日の地震の前にいち早く逃げ出した。
普段はのっそりしている猫なのだが、素早い動作で机の下に入った。
他のネコたちは特に焦る様子もなく、スコティッシュが動いたね、と見ている感じだった。

猫によっては虫がいると反応する。
小さな小さな、人間が見てもいるのかいないのか分からないような虫もずっと見つめていたりする。
なのだが、スコティッシュは虫には余り関心を示さない。
で、何かなと思っていたら緊急地震速報が来て、程なくして揺れ始めた。
猫にはP波が分かると言う事だ。

コメント

  1. しろくま より:

     2年くらい前まで千葉内房の研究所にいました。
    ある時、0.1mg測れるはずの天秤がいやに不安定でおかしい。
    後から、地震-余震があったと聞きました。
     また、頬杖ついてモニタ見てると何か変な気がしてきょろきょろ
    してもみな平然としてました、その直後にぐらぐら。
    多分、P波を感じたのでしょう。

     地面に四つ足つけている-接地点と頭が近い生き物は、p波を
    感じるのは当たり前、鈍いのは人間だけかも。
    (船からネズミが逃げるのはまた別の話。)

    ちなみに、虫の知らせというのは、
    寝ていて頭が覚醒近い状態にあった時に、
    目を覚ます印象的な出来事(地震火事サイレン着信等々)
    があっただけ
    と、思ってます。
    何もなければ、そのまま眠りに戻った、と。

  2. tnk より:

    某施設のボイラーの水位変化(毎秒記録)でも、概ね500km以内のM6程度以上の地震を捉えることが出来ます。
    毎秒の水位をグラフ化すると、近距離の場合はP波らしきものが判る場合があります。
    8月9日19時57分の神奈川県西部の地震については、400km弱離れておりM5.3 と小さかったためか20時00頃に僅かな変動を感じたのみでした。
    8月8日16時43分頃の日向灘の地震は400km程度離れていたがM7.1であり、16時45分頃に本震を検知、その前の38分頃からP波かどうか不明な波を検知。
    遡って、4月17日23時14分頃の豊後水道M6.6の地震については300km以上離れており本震由来の振幅を23時16分頃に捉えていますが、
    なんと13時間以上前から前駆的な波を検知しており奇異に感じました。

  3. tnk より:

    先の書込みについて誤解が無いように追記します。
    ボイラーの水位変化と表記しましたが、
    運転中のボイラーではなく、「停止中の静水状態」のボイラードラムの水位変化になります。
    運転中のボイラーにおいては、水位は常に大きく変動していますので地震波の観測は不可能です。

  4. HM より:

    こうした有識者の方のエピソードを聞くと、ナマズが暴れるから地震が起こるんじゃなくて、P波を感じたナマズがソワソワするからじゃないかと今納得がいきました。

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