アルファードを売っても儲からなくなってしまったというお話である。
新型発売当初は転売で利益が稼げていたようだが、今やそれも無いと言われる。
転売で稼げるようにフルオプションで買ったのにと、嘆いている人もいる。
ニューモデルが発表されたらすぐ予約し、納車されたら乗らずに売るのがセオリーである。
これまでは比較的リセールバリューが良かったので、残価設定ローンを組む人も多いのだそうだ。
スペアタイヤオプションを付ける人が多いそうだが、これも残価に影響を与えるからだとか。
転売屋とまでは言わないが、よく言えばお得に車を乗り継ぎたい人々がアルファードに乗りたがるのは残価率が高いからだ。
DQNカーなどと言われるのだが、その、経済に敏感な方々がお乗りになると言えば良いだろう。
動画ではこう言われている。 carwowでは、(アルファードのレクサス版に対して)この価格なのに何故こんなにうるさいエンジンなのか?同じ価格なら他の車の方が良いと言われている。
アルファードは5年後の残価が7~8割あったので、乗り換えが楽になる。
EVやプラグインハイブリッド車は残価率が低いのだが、テスラは2割台なのでかなり厳しい。
500万円のアルファードは5年後に売っても400万円近くになる。
600万円のモデル3を5年後に売ると150万円位にしかならない。
つまりテスラに乗る人は「リセールバリューなど関係ないね、俺はこの車に乗りたいんだ」という人である。
輸入車ではポルシェ911が5年残価率で9割前後だ。
だったらDQN、いや、経済に敏感な方々も911に乗れば良いのだが、悲しいかなポルシェディーラは客を選ぶ。
車でもスマートフォンでも同じだが、残価設定ローンは罠が多いので気をつけなければいけない。
新車に(見かけ上)安く乗れるのは良いとして、それなりのリスクがある。
特に金利が上がって来たり、事故や故障の痕跡があると酷い目に遭う。
車両価格の残価率が高いからといって、付帯費用がカバーされるわけではない。
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