のタイトルは「送電ロスなし「超電導」、伊豆箱根鉄道に営業路線で初」である。 超伝導送電は横浜市戸塚区のBASF戸塚工場に、全長200mの超伝導送電ケーブルが施設されていた。
扱いとしては実証実験ではあるが、民間企業初と言う事でニュースになった。
伊豆箱根鉄道は三島から修善寺までの駿豆線の、大仁(おおひと)駅付近に超伝導き電ケーブルを敷設している。
冷却器の消費電力を考えても、ほんのわずかにトータル電送効率が高いと試算されている。
実験は2013年頃から行われていて、最初は6m/2kAの電線から始まった。
2014年にはケーブル長が310mまで延長された。
大仁には変電所があり1.5MWの整流設備があるそうだ。
写真は駿豆線を走る電車だが、これは1979年に導入された3501Fと呼ばれるものだと思う。
現在は西武線のお下がり(101系かな?)が主に走行している。
他にはJR直通の踊り子号E257系(伊東側を走る踊り子号とは異なる)が乗り入れている。
2021年以前は昔の急行(東海道線の古い車両みたいなヤツ)が乗り入れてきていて、夏は暑く冬は寒い電車だった。
E257系の乗り入れで特急料金が設定されたのだが、停車駅が少ないだけで旅客時間は普通列車と殆ど変わらない。
駿豆線は単線なので、特急といえども早くは走れないのである。
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