いわゆるEVバブルも終わりなのかと言われる中で、全固体電池の話もささやかれる。
ただこれ、出来ました出来ましたと発表するだけなら、ソフトバンクが何年も前から言っている。
トヨタにしても同様で、○○年からEVに搭載します、いやいや寿命が短いからハイブリッド車に使います、あ、でも改良出来たからやっぱりEVに、みたいな株価対策でしかない。 ソフトバンクが発表した当時は未だ固体電池の実現性すらよく分からなかったから、それが出来たのか凄いなとインパクトがあった。 しかし今は、現物を見るまでは信じられませんね、という風潮である。
テスラ派が仮想敵とするBYDの利益率がテスラを超えたのだとか。
豊田前社長はテスラの利益率を見て、おおいに悔しがったとか。
そこで更なるコストダウンの徹底を行うも、中々利益率が上がらない。
それでも直近の数値では11.9%と、前年同期よりも4.6ポイントも上昇させたのは凄い。
ただこの要因が円安によるものだと言う事なので、一時的に過ぎない。
テスラの利益率もずいぶん落ち込んだ。
そしてついにBYDに抜かれてしまった。
テスラは度重なる値下げや特価販売などを行い、販売台数を維持しようとするものの利益率が下がった。
このあたりは楽天の加入者獲得同様で、加入者を増やそうと思うとARPUが下がるし加入者獲得コストが嵩み利益を圧縮する。
付加価値商売が出来る頃ならまだしも、価格競争に突入すればこうした傾向はどんな業種にも訪れる。
こうした競走の中で勝ち抜いて行くには、徹底したコストダウンが不可欠になる。
つまり同じ製品をより安く作ることで利益を増やす。
これがトヨタの合理化手法であり、豊田社長時代には合理化と言うよりコストダウンを推し進めた。
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