2FのバルコニーはFRP防水になっている。
これのトップコートを補修したのが7年前だ。
昨年から気づいてはいたのだが、トップコートのハガレが目立ってきた。

トップコートの耐久性は5年~10年程度と言う事なので、まあ寿命かな。
山の中で紫外線も強く、傷みも早いのだろう。
手すり部分の下部には鉄製(塗装されている)のものを使ったのだが、これが錆びてボロボロだ。
元々の塗装の上に更にペンキを塗ったり、トップコートを塗ったりしたが駄目だった。

ドライバーでゴリゴリやってみると、下部は芯まで錆びていてボロボロと全て崩れ落ちた。
余り錆びていないところもあるので、金具に対する元々の塗装品質が悪かったとか、キズがあったとか、何か違いがあるのだろう。
元々の姿はこれである。

材質は鉄で塗装がされている。
価格は2千円くらいだ。
確かステンレス製はなかったよなと思いながら探してみると、ステンレス製と書かれて売られているものがあった。
ステンレスに塗装なのか?色は黒っぽく、価格は4千円を超えている。

でもこの販売店の説明を見ると「スチール製」と書かれている。
メーカのページを調べてみると、本体はスチール製だが「サビに強いステンレス製ボルト」とあるので、本体は鉄でネジがステンレス製と言う事だ。
又鉄製に交換するか、別のものにするか。
スレンレス製のLアングルでも良いような気がする。

上のものだと長さが40mmしかないからダメか。
下のものだと90mmあるので柱まで届く。
柱はFRP防水面から少し浮かせて取り付けてある。

トップコートは、従来は弾性トップ#14を使用していた。
ごく一般的な2液性の弾性コート剤だ。


当時も水性のトップコートはあったが、耐久性などの点で弾性トップ#14が優れているみたいな評判だった。
最近では環境や作業性の点で水性に移行する感じが強く、東日本塗料ではアクアトップを出している。

メリットは水性故の作業性の良さや、プライマーなどの下塗り無しで高い密着性が得られる事だ。

塗り替えの時もアクアトップ同士であれば、古いトップコートを剥がさずに上から塗れるとなっている。
耐久性がどうなのかは分からないが、作業の手軽さという点で水性のトップコートも悪くないかな。
仕様を見ると以下の違いがある。
【ひっかき強度】
弾性トップ#14:HB
アクアトップ:2B
【耐候性】
弾性トップ#14:サンシャインウエザーメーター1000時間で異常なし
アクアトップ:サンシャインカーボンウエザーメーター1500時間で異常なし
サンシャインウエザーメーターとサンシャインカーボンウエザーメーターは同じ物なのではないかと思うが、モデルが異なるのかも。
同じメーカの塗料なのに仕様の比較が異なるというのが何とも。
コメント
スチールにステンレスボルト、何を考えているのか。