テスラロードスター、圧縮空気で飛ばすのは凄い。
ヒドラジンを使いたかっただろうなぁ、そうすればもっと長時間飛んでいられる。
圧縮空気が何故ドライエアではないのかは、水分があった方が出力が大きくなるからではないのかな。
もしかしたら水ではないものが混じっていたかも知れないけれど、まさか四塩化炭素を噴射するわけにも行くまい。
キセノンなんか重くて良いのだが、温めておかないと液化してしまうかな。
そんな訳で高圧の圧縮空気で飛ぶのだけれど、タンクのエアはどんどん減っていく。
減っていけば推力が落ちる。
なので圧力に応じた推力を維持しなければならないのだが、高圧に於けるリニアバルブなんか出来るのだろうか?
ニードルバルブをモータで動かすとか、出来るのかなぁ。
高速応答のバルブにしても、圧力的に見ると結構大変だ。
電磁バルブで油圧を制御して、油圧で高圧エアバルブを制御するみたいな仕掛けなのか、或いは高電圧の電磁バルブか。
姿勢制御やバルブ関係はロケット技術と共通する部分ではある。
エア配管の径が2cmとか3cm位に見えるので、かなりの流量なのだろう。
燃焼型のエンジンでは燃料が減っても推力は保たれる。
電気で言う所のバッテリーのようなものだ。
圧縮空気の場合はキャパシタと同じで、使った分だけ電圧(圧力)が減少する。
一発芸としては面白いと思うし、SpaceX傘下になる意味をほんの少しこじつけた感もある。
ただし株価は下がった。
株価は将来性で変動するわけで、非現実的なオモチャを作った所で投資家のご機嫌は取れない。
イーロンマスク氏は未来への投資は今この時だと訴えたかったのだと思うが、金持ちの道楽感が強く出た。
レンジエクステンダ用に超小型のガスタービンエンジンを付けました、燃える液体なら何でも燃料に出来ます、とした方が良かったかも。
米国では年間300万トンもの食用廃油がある。
とは言っても年間ガソリン消費量の1/200位ではあるが、廃油でも走れますとした方が現実的だ。
植物製食用油の廃油なら、一応はカーボンニュートラルなんじゃないかな。
どんなに未来感があったとしても、目的感とか実用性がなければ意味がない。
Starship1回の打ち上げで乗用車1万台が1年間に排出する程度の炭酸ガスをまき散らすのだから、地球環境だのエコだの言っている場合ではない。

購入予約は受け付けているが、これもテスラ商法なので投資家は反応しない。
これまで予約を取った乗物にしても発売時期はどんどん遅れるし、一度支払われた予約金を返そうとはしない。
日本ではサイバートラックの予約金を払った人がいるが、日本の道路は走れないままだ。
ロードスターって2020年発売予定じゃなかったのかな。
こうした金集めも最初は良かったのだが、詐欺っぽさ満載になってきて飽きられた。
トンネルの天井を走らせたのはBENZだっけ、アレは失敗したんだったかな。
中国車が真似て成功させているが、成功なのか画像処理なのかは不明だ。


テスラを路面に吸い付かせるのも、あれに何の意味があるのか疑問だ。
サーキットに持ち込んで記録を狙うとか、ワンメイクレースを開催するとか、いや、それだと全部ファンカーになるから差が付かないか。
吸着時には横から空気を吸い込まないように、路面ギリギリまでカバーを降ろす。
せっかくスラスタを付けたのだから、車体上部方向に噴射して路面に張り付かせた方が映像的には面白かった。
ただし噴射時間の制限があるので、ささっと終わらせないと落ちてきてしまうか。
逆にファンだけでも何とかなりそうだ。
サイドスラスタは必要だとしても、上下方向の移動はファンの送風で何とかなる。
瞬発力には欠けるとしても連続浮遊ならファンの方が効率が良い。

コメント