電話がかかってきたのだが、怪しそうだったので出なかった。
調べてみると選挙調査センターを名乗る業者だそうで、表向きは支持率調査なのだとか。
支持率調査は過去に2回電話がかかってきているが、いずれも既存メディアの電話番号である事が分かっていた。
本当に支持率調査なのか?在宅確認や財産確認的な怪しいものなのかは不明だが、電話番号を検索しても企業の情報は出てこない。
例えばGS調査センターは、使用している電話番号を公開している。

日経リサーチも同様に公開している。

総務省では以下注意喚起をしている。
最近、世帯を対象とした統計調査において、「かたり調査」が発生しているとの報告が多く寄せられるようになりました。
調査センターを名乗る電話は数多くかけられているようで、家族構成や郵便番号を聞かれるケースが多いのだとか。
もう知らない人も多いと思うが、昔ソフトバンクは契約者の携帯電話にワン切り電話をかけて使用されているか?圏内にいるのかをチェックしていた。
今のように情報伝達速度が早くない時代ではあったが、ホームページや掲示板などでその事実が広まり、ソフトバンクはワン切りをやめたのだった。
その後はラーメンアプリによる利用者の位置情報取得だとか、色々な小細工を繰り返した。
その後利用者の位置情報取得はagoopに移管されることになる。

孫さんは「NTTドコモのツートップ機種が、今どれぐらいの接続率なのか。
auのどの機種の接続率が悪いのか。我々はライバルよりもよく知っている」として、アプリをダウンロードしたスマートフォンから様々なデータを吸い上げていることを自慢げに語った。
およそ重要なことは聞かれていないと思った電話でも、何度もそうした電話がかかってくると情報のパズルが組み立てられ、やがては丸裸にされるという事だ。
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