クリップ外し

内外装がクリップで留められている部分は多い。
ミニはネジ止めされている所が多いのだが、ジムニーやスカイウエイブはクリップ止めが多い。
で、このクリップが経年劣化で割れやすくて、スズキ用のクリップは何種類か用意している。

クリップは中央を押して引き抜くタイプもあれば、中央のピンを先に引き抜くタイプ、中央のピンがネジになっているタイプもある。

これを外すのに下の写真のような(錆びているけれど)Y字型の先割れレバーみたいなものも使う。
マイナスドライバでコジるよりは外しやすい感じで、これは内装剥がしセットに含まれていたものだ。
右のものは安かったので、新たに注文してみた。
先端の形状が内装剥がしセットに入っていたものと少し違う。

もう一つはニッパーみたいなもので、中央部分を引っ張ってロックを外すタイプのクリップ外しである。
先で掴んで引き抜く感じ。
自動車用のクリップ外しではあるが、M3位のビスが抜けてこないときにこれで引っ張る。
プラスチックものにセルフタッピングビスが使われているような所で、雌ネジ側が傷んでいて回しても向けてこないような部分、手が入らないような場所でピンセットだと滑ってしまう時は、コイツで掴んで引っ張り出す。

プライバーの記事で鉗子が便利だと言う話を書いたが、整備工場の動画を見たら配線を挟んで固定するのに鉗子を使っていた。

ピンを押す機構が付いていて、ピンを押しながら引き抜く工具もある。
私は金属の棒でピンで押してクリップを外すのだが、結構固いものがある。
スカイウエイブはピンに泥が付いてしまって固まっている部分もあり、クリップ自体を破壊しないと取れない(固着してしまっている)ものもあった。
パネルの裏側にクリップ部分が露出しているものなどは固着しやすく、裏からニッパーでクリップを切断して外す。

クリップは中華製なら200個で500円位と安い。
様々な大きさや種類のセットがあれば便利だ。

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