ここに引っ越してきてからと言うもの、チェーンソーは大活躍である。
最初はハンドソーで小枝を切り、やがて太い枝を何日もかけて切るようになった。
しかし木を根元から切るとなるとチェーンソーが必要だ。
エンジン式にするか電動かは迷ったのだが、メンテの楽さを考えて電動式を選んだ。
1本か2本木を切ったら、暫くは使わないだろうなと思ったからだ。
しかし実際には毎年のように、いや、数ヶ月ごとに使っている。
木を切り、切った木を片付けたりするのにも必要だ。
木は生長するので、切ってもやがて大きくなる。
別荘地内に定住している方、特に薪ストーブを使っている方は皆チェーンソーを持っている。
そして(たぶん)電動式を使っているのは私だけだと思う。
何故2台あるか
最初はRYOBIのものを購入した。
しかし大きな木を切り倒そうとした時に、チェーンソーが木に挟まって抜けなくなった。
チェーンソーを救出するためには、挟まった部分を切り広げなければならず、2台目を買う事になった。
2台目がmakita製なのは、近所のホームセンターがmakitaを扱っていたという理由である。
当時は800W程度のチェーンソーが最大級ではなかったかと思うが、今はもっとハイパワーなものが売られている。
大は小を兼ねるではないが、パワーの大きなチェーンソーの方が良い。
makitaよりRYOBIの方が少しだけモータが大きい。
その違いなのかどうかは不明ながら、切断能力はRYOBIの方が上である。
makitaは軽い音を立てながら動作する。
RYOBIはガラガラと余り上品ではない音を立てながら動作するが、良く切れる。
定住されている方もチェーンソーを2台持っている方は多い。
どうしてもチェーンソーが木に挟まってしまう事があるからで、ハンドソーで救出するのは大変だ。
RYOBIのチェーンソーでいつものように木を切り倒し、そして解体していた。
解体はその木の重心がどこにあるのかが見極めにくいとか、地上に転がった状態で(枝に支えられて)浮いているのでチェーンソーが挟まらないように切るのが難しいというか、挟まるようにしか切れない時もある。
で、挟まった。
そこでmakitaを持ち出してRYOBIのチェーンソーを救出したのだが、RYOBIのチェーンソーはガイドバーが壊れてしまった。
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/9-1.jpg)
これでは使い物にならないので、makitaで木を解体していた。
が、makitaのチェーンソーが異音を発した。
みてみるとチェーンが上手くスプロケットにかかっていない。
テンションが不正なわけでもなく、おかしいなと思いながらチェーンをかけ直した。
しばらく使うと、またチェーンが引っかかった。
仕方がないので、makitaのガイドバーをRYOBIに移植し、RYOBIで作業を続けた。
スプロケットを交換する
RYOBI製比較するとmakitaの方は余り使っていない。
余り使っていないのに何故チェーンが外れるのか。
ガイドバーも買わなければいけなかったので、ガイドバーとスプロケット、ソーチェーンを注文した。
部品が入荷したので交換作業を開始する。
現状はこんな感じになっている。
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/8-1.jpg)
特に異常があるようには見えないのだが、スプロケットに上に乗っているワッシャーが少し反っている。
ワッシャーが反ったためにチェーンが外れやすくなったのではないのか。
ワッシャーを外すとスプロケットが露わになる。
スプロケットは無実の罪か…
右が新品で左がこれまで使っていたものだ。
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/7-1.jpg)
チェーンが外れそうになってスリップした、上の方が少し減っている。
スプロケットは安いものなので新品に交換する。
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/6-3.jpg)
ワッシャーも買っておけば良かったと思った。
品番を調べて後日又交換しようと思う。
ついでにCリングも変えるか。
とりあえずワッシャーはひっくり返して使う事にした。
裏面の傷が分かるだろう。
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/5-2.jpg)
ガイドバーとチェーンはRYOBIに付けていたものをmakitaに戻した。
makitaは非常用なので、新たに購入した方をRYOBIで使う。
ガイドバーとチェーンの価格
ガイドバーはRYOBIもmakitaも同じである。
オレゴンのOEMなのかも知れない。
しかし価格は大きく異なり、makita製の方が安い。
そもそも電動チェーンソー自体が1万円前後なのだから、ガイドバーが4千円以上と言われると考えてしまう。
2倍の価格で全てが新品、チェーンも付いてくるのだから。
しかしmakita製のガイドバーは安価なので、ならば整備して使おうという気になる。
補修パーツの入手性はmakitaの方が良い。
全体の作りなどもmakitaの方が丁寧な感じを受ける。
チェーンはオレゴン製を使っている。
何度か買っているが、すぐ切れなくなるソーチェーンもある。
ヤスリなどの目立てセットも買ってみたのだが、チェーンソー自体の使用頻度が低いからチェーンを安いところで買った方が良いかなと思っていた。
だがすぐに切れなくなる。
そんな話をしていたら、中華偽物ソーチェーンがあるという話を聞いた。
オレゴンのパッケージも模していて、偽物だとは分からないそうだ。
ただし切れ味は急速に落ち、目立てをしてもすぐ又切れなくなるそうだ。
凄く安いのならすぐ駄目になっても我慢が出来るが、値段の差が微妙なだけに悔しい感じだ。
例えば普通の店で2,500円で売られている91PXが、2,150円だったら安い店だと思う(偽物だとは思わない)だろう。
ホンモノと比べているとパッケージの違いがあるのだが、たまにしか購入しないとそれも見逃してしまう。
中華製と思われるオリジナルブランド品を安価に売っているところもある。
これはコピーではなく、あくまでもそのショップのオリジナルだ。
ショップの名で売る訳だから品質もチェックしていて、これは納得が出来る。
自動車用バッテリーの、大手ブランドの偽が氾濫する中で中国のメーカ製バッテリーの方がマシみたいな経験はしている。
ソーチェーンもそれと同じなのかも知れない。
RYOBIに新しいガイドバーとチェーンをセットする。
RYOBIもバラしてみる。
特に異常は見当たらないが、Cリングの向きがおかしくないかい?
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/12-2.jpg)
Cリングを外してワッシャーを裏返して組み直した。
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/3-3.jpg)
こちらもチェーンと擦れた跡がある。
本来は擦れないはずで、振動でチェーンが暴れるとかするのかも。
新しいソーチェーンがこれだ。
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/2-4.jpg)
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/13-2.jpg)
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/16-1.jpg)
しばらく使っているソーチェーンがこちら。
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/1-3.jpg)
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/14-2.jpg)
![](https://www.fnf.jp/blog2/wp-content/uploads/2021/03/15-1.jpg)
コメント
[…] チェーンソーの整備はこちらに書いた。今回はRYOBIのチェーンソーの電源コードとスプロケット、オイルキャップを交換した。makitaのパーツはMonotaROで注文できるのだが、RYOBIはホームセンターに注文する必要があった。注文からパーツの入手までは10日ほどかかった。 […]
このコメント(?)はF&Fさんが書かれたものなのですか?
右サイドの「最近のコメント」っていうウィジェットに表示されてたのでクリックしてみました。
他にも”中華ウインチ”とか”ジムニーのキングピン”へのコメント(?)も表示されていますが?
気になったもんで・・・隅っこをツッツクようなことを言うようでスミマセン・・・
ピンバックってヤツですね。
文章を引用したりリンクしたりすると、記事もとの方にこうした表示が出るみたいなんです。
設定が変更できるようならOFFにしてみます。
ナルホド・・・
これがピンバックですか・・・
(まだピンと来てない、ツマラナイ質問してスイマセンでした・・・)