チェーンソーの整備はこちらに書いた。
今回はRYOBIのチェーンソーの電源コードとスプロケット、オイルキャップを交換した。
makitaのパーツはMonotaROで注文できるのだが、RYOBIはホームセンターに注文する必要があった。
注文からパーツの入手までは10日ほどかかった。
電源コードは、注意はしているのだが傷つけてしまった。
makitaのものはケーブルが太く丈夫なのだが、RYOBIのものは細い。
このまま使うのは危険なので交換する。
オイルキャップもmaiktaのものに比較すると少々貧弱で、割れた。
オイルキャップが割れたまま使っていたので、内部にオイルがこぼれた。
電源コード交換のために本体を開けたので、ギア回りなどをチェックする。
ピニオンはモータの軸である。
ここに減速用のギアとオイルポンプが装着される。
オイルキャップが壊れてチェーンオイルがこぼれ、幾分グリスを洗い流したかも知れない。
ここはグリスを補充しておく。
オイルポンプは単純な構造だ。
ギアは減速用のもので、右側のくぼみにモーターのピニオンがはまる。
偏心した軸でオイルを振りだすみたいな構造である。
ここにもグリスを補充しておく。
チェーンスプロケットも交換する。
RYOBIのパーツは何でも高額なのだが、もの自体はmakitaのものと同じだ。
見た目は同じかなと思ったのだが、確認のためにRYOBI純正品を買ってみた。
チェーンソーとしての切れはRYOBIの方が良いが、機械としての作りはmakitaの方が良い。
ただしブレーキが付いていないので、トリガーから指を離しても少しの間チェーンは回り続ける。
RYOBIの場合は電気ブレーキですぐに止まる。
パーツ類も、少なくともガイドバーとスプロケットはRYOBIもmaiktaも共通である。
作動音はmakitaの方が小さく、RYOBIはかなり騒音を発する。
重量はmakitaが軽い。
仕様はほぼ同一だがRYOBIはチェーンスピードが8m/sでmakitaは7m/sとなっている。
チェーンスピードでこれほど切れ方が違うのか。
makitaのMUC3541はチェーンスピードが14.5m/sとなっていて、RYOBIのプロ用を謳うモデルの10m/sを上回る。
切れ味を確かめてみたいものだ。
スプロケットは多少は減っていたが交換時期でもないように思えた。
買ったから取り替えたけど。
グリスアップし、少しは静かになるかと思ったが変わらなかった。
エンジン式のチェーンソーに比較すれば静かだとは言え、makitaのものに比較すると音は大きい。
maiktaは最近はバッテリー動作機器を盛んに売っている。
チェーンソーに関しても23mlエンジンと同等性能を謳うモデルがある。
エンジン式やバッテリー式は重いのだが、何しろ電源が不要なので使いやすい。
バッテリーモデルはバッテリーが高額(たぶん18650が直列)なので、自ずと価格が上がってしまう。
エンジン式はメンテが必要なので、たまにしか使わない場合はちょっと面倒だ。
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