南斜面に土留めを作る

南斜面に土留めを作る

ウチは傾斜地に建っていて、南側は斜面になっている。
2017年には急傾斜の下の部分に石で土留めをして、傾斜部分には芝を植えた。

南斜面の西側には2018年頃に石垣を作り、フラットな部分を作った。
ここは高さが必要だった事や、幅が広かった事もあって石を沢山使った。
石を適当に乗せただけみたいな積み方で、しかし石を強固に固定するため、コンクリートが思いのほか必要だった。

南斜面の東側は少し傾斜が急な事もあり、特に何もしていなかった。
今回はそこに土留めを作ってフラットな所を作ってみる。

下の写真の赤の線が元々の地形、それを緑の矢印で示した土留めを作り、青い線のようにフラットな場所を作った。

最初に工事前の写真を撮っておけば良かったのだが、撮らずに開始してしまった。
以前に撮った写真とは撮影場所が異なるが、こんな感じである。

赤矢印がウインドサーフィンのボードだ。

これも赤矢印がウインドサーフィンのボードである。

2018年頃に作ったように石を積んでいく方法でも良いのだが、斜面の傾斜角の関係で1m弱は積み上げなければいけない。
だったら(見栄えは余り良くないが)コンクリートブロックの方が楽ではないか。
コンクリートブロックならば規格サイズのものを積み上げていくだけ、いや、その積み上げが難しくて、プロのような仕事は私には出来ないんだけど。

コンクリートブロック積みも、基礎作りも、プロが見たら卒倒しそうな内容である。
「そんなんじゃ駄目だよ」とか「こうすれば楽なのに」なんて声が聞こえてきそうだが、そこはご勘弁頂きたい。

またこのページはまとめとして書いたものではなく、作業中に都度書いている。
従って予定と実際が異なったり、途中で方針を変えたり、色々ある。
地形の問題もあるが、その問題を旨くクリア出来ない技術的問題も大きい。
電子部品は綺麗に並べるのに、何故ブロックは適当なんだなんて声が聞こえてきそうだが、私としては(これでも)十分頑張ったのである。
3次元的にうねったり曲がったりしたブロック群を、まあ、一つの芸術として…… 違うか。

コンクリートブロックの価格もずいぶん上がったもので、以前に(4年位前)買った時には110円位だった。
これがホームセンターのコメリでは180円前後になっていた。
それが(たまたま立ち寄った)ハンディーホームセンターでは当時そのままの110円位だったかな、数量を使うので少しでも安い方が良いと、買って来た。

ブロック塀を作るには基準があるが、土留めや花壇の囲いならば好きに作れる。
基本的には溝を掘り、砂利を入れ、コンクリートを入れて土台部分を作る。
その上にコンクリートブロックを並べていく。

本来であればL型の基礎を作り、土の重みで塀の傾きを防ぐような構造にする。
しかしL型の基礎を作る為には、基礎の分(60cm~80cm)を掘らなければいけない。
高さ平均1.5m×幅1m(ブロックの分も含む)×長さ5mなんて、重機がなければ掘れない。
そこまで掘るには木の根も切らなければいけないので、現実的とは言えない。

今までは丸太を積んだだけだったので、それよりはコンクリートブロックの方がマシだろうと言う事で作ってみる。
丸太は単管を1本打ち込んで支えていたというか止めていた。
おそらく重さの殆どは重力方向にかかり、斜面の下方向に加わる力は少なかったのではないか。
今回はブロック1個に1本の単管あるいは少し細いパイプを入れているので、パタンと倒れる可能性は少ないと思っている。
例えブロックで作った土留めが倒れたところで、多少土砂が崩れる程度で被害は起きない。

今回使用したのは厚さ10cmの軽量ブロック(A種)である。
これはコンクリートブロックの中で最も強度の低いものだが、単管1本と丸太だけに比較すれば十分強いかなと思った次第である。
積む個数も3段か4段なので、運ぶのに軽い方が良いと思った。
強度を求めるのであれば、19cm厚のC種(重量ブロック)を使えば良い。
なお軽量ブロックと重量ブロックは、ブロック自体の材質(珪砂か砂か)に違いがある。
軽量ブロックの10cm厚は8kg前後だが、19cm厚の重量ブロックは18kgある。
今回は階段部分も含めて60個~70個のブロックを使うことになりそうだ。

単管はブロックの穴にほぼピッタリで、少し太すぎる。
そこで直径19mmのパイプも使ったし、樹脂(あるいは鉄管の樹脂コートかも知れない)の動物避けの柵用パイプ、亜鉛メッキの鉄筋も使った。
他に入手性が良く安価なものとして、ビニールハウス用の亜鉛メッキ鉄管、電気柵用の樹脂製の杭、価格は高いが金属製の専用杭などもある。

必要な道具は以下である。

コンクリートを混ぜるために使うトロ舟
リンクは私が使っているもので、私にとってはこの程度の大きさのものが扱いやすい。
斜面で作業するので、石などを積んでトロ舟がフラットに置ける場所を作りながら作業した。

コンクリバイブレータ
私はこれは使わず、鉄筋を突っ込んだり小型ハンマーで叩いたりして流動性を上げた。
モルタルを作る時なども、これがあると短時間でよく混ぜることが出来る。

スコップ
金属柄のものが良い。
コンクリートは結構重いので、大型のものだと重くてかき混ぜが大変である。
万能手鍬・コンクリート用クワがあった方が良いかもしれないが、私は使わなかった。

鉄筋カッター
油圧式でないと切れないかも。
手持ちのボルトクリッパでやってみたが、ビクともしなかった。
仕方がないのでハンドグラインダーで切ったが、刃ばかりが減っていく感じ。

ハンマー
単管を打ち込む時に使用した。
3.6kgのものを使ったが、力自慢の方はもっと重いものを。

コンクリートミキサー
コンクリートを作る量が300リットル(インスタントコンクリート30袋)以上になるようなら、電動コンクリートミキサーがあった方が良い。
セメント1袋と砂と砂利で60リットル位のコンクリートが出来るので、ミキサーは70リットル程度の容量が必要だ。

ヤフオクなどなら1万円以下でも買える。
この別荘地でもコンクリートミキサーが置かれている家があり、土留めや階段やガレージの基礎など、自分で工事されている方がいる。

平地での作業であればコンクリートミキサーを買ったのだが、何せ現場が山の中腹というか傾斜部分なので、まずそこまでミキサーを運んで設置するのが大変だ。
平坦なところに置いて、出来上がったコンクリートをバケツで運ぶ手もあるが、水が入った分だけ重くなる訳だしバケツに付着した分も無駄に重い訳で、今回は手で練る事にした。

斜面にコンクリートブロックで壁を作ると、地下水がそこにたまりやすくなる。
地下水がたまるとその重みで土留めに加わる圧力が増大する。
ブロックに穴を開けるか?暗きょ管を通すのか?
どうしようかな。
丸太の場合は隙間から水が漏れるので、上流部に水がたまる事はない。
とりあえずは溝を掘っていく。

写真奥側の方が土地の高さが高いので、たくさん掘らなければいけない。
たくさん掘らなければいけないのだが、木の根などがあって掘れない。

木の根の切れるものは切り、切れないものは根のギリギリの所まで掘った。
何もないところに塀を作るのとは訳が違い、木の根が相当邪魔になる。
コンクリートブロックをまっすぐ積むために溝を掘るのではなく、地形(根などの障害物)に合わせてブロックを積むしかない。

溝を掘ったらブロックを固定するための単管を打ち込む。
これがまた根に引っかかり、まっすぐに打ち込めない。
位置を少し変えてみたりしたのだが、写真のように傾斜してしまった。
これはつまり、コンクリートブロックも傾斜すると言う事だ。

単管を使ったのは安い&錆びない(亜鉛ドブ漬けなので錆びにくい)からである。
ただコンクリートブロックの穴に入れるには少々太すぎ、ほぼぴったりである。
単管の中にもコンクリートを詰め込んだ。
砂利を敷いて固めたら、コンクリートを流す。
本来は石を砕いたもの(角があるもの)を使うそうだが、入手性の関係から普通の砂利である。
コンクリートはインスタントコンクリートを使った。
結構大量に使うので、砂利3(4)袋+砂3袋+セメント1袋の割合で混ぜて作れば、インスタントコンクリートの半分以下の価格で済む。

この手の材料を沢山買ったのは初めてなのだが、ホームセンターによってずいぶん価格が異なる。
インスタントコンクリートはコメリが安く、コンクリートブロックはハンディーが安く、砂や砂利はカインズが安かった。
最も高いところと最も安いところの価格は3割も違うので、これにも驚く。

インスタントコンクリートと水を混ぜるのも格好大変なのだが、セメントからコンクリートを作るのはもっと大変だ。
ミキサーがあった方が良いと上に書いたのは、ミキサーに材料を入れれば(これも重いので結構大変)攪拌してくれて、作業効率がぐっと上がるからである。

最初に砂とセメントを混ぜてモルタルを作り、そこに骨材(砂利)を入れる方法で作った。
モルタルは比較的簡単にできるのだが、砂利を混ぜるのは重いので大変だ。

石の大きさは目で見て分かるというか直観的に判断出来るが、砂の粒径を最初は気にしていなかった。
しかしホームセンターによって粒径の異なる砂が売られていることが分かり、細かな砂を多めのセメントと混ぜるとなめらかなモルタルが出来、ブロックの接着が楽になった。

インスタントコンクリート20kgで約10リットル位のコンクリートが出来る。
10リットル出来ると言うより、10リットルしか出来ないのだ。
コンクリートブロックの穴を埋めると、穴一つあたり0.7リットル位コンクリートが要る。
つまりコンクリートブロック3個分にしかならない。

土地の高さに合わせてブロックを積むと、写真奥側はかなりの数を積まなければいけない。
奥側の方が土地が高いためで、そのままコンクリートブロックを並べると斜めになる。
しかし木の根などがあって掘れる深さには限界があり、ブロックの段差やむなしという感じで土留めを作る事にした。

単管は1.5mの長さのものなのだが、木に近いところは50cm程しか打ち込めなかった。
根に引っかかったのではないかと思うのだが、いくら打ち込んでもビクともしなくなった。
先のとがった杭や、単管の先に三角錐のキャップ的ものを付ければ、根や石に引っかかりにくくなる。

コンクリートブロックの高さに合わせて溝の深さを調整すれば良いのだが、なかなかそうも行かない。
そこでコンクリートブロックの部分と石積みの部分を交互に作る事にした。
石組みの部分があると隙間が出来るので、水がたまってしまう事もない。
ブロックを使わずに石組みだけで作った方が見栄えは良いのだが、石組みは又それで大変なのだ。

ブロックを仮置きすると、この程度高さが違う。
基礎自体で高さを調整して、ブロックは水平にすることも出来る。
その場合は基礎の高さが高くなるので、型枠などを作らなければいけない。

丸太が転がっているが、これは以前に土留めとして使っていたものである。
写真を見て分かるように、フラットな部分は殆どない。
コンクリートを作るトロ舟も、斜面にブロックを置いて無理矢理水平にしている。

ブロックの間には石を置いていく。
石を積む時は(石積みは隙間が多くなるので)コンクリートが多く必要になる。
ただコンクリートブロックも、最下段は穴の中にコンクリートを充填する必要があり、結構な量のコンクリートが必要だ。

奥から2番目のブロックが傾いているのが大いに気に入らないのだが、半分以上は泥に隠れそうだから良いか。
ここまでに使った材料は砂利80kg、インスタントコンクリート100kgだ。

傾いたブロックは、上にのせるブロックを徐々に傾ける事で修正(青矢印)を試みた。
また木に邪魔された部分は木を避けて、別のブロックを半ば空中にくっつける感じ(赤矢印)にした。
穴一つ分ずらして、ブロックの一つ横の穴に単管を通すようにした。
少なくとも最下段のブロックには単管と、別の穴には鉄筋を通してある。

単管もそうだが、そもそもブロックがまっすぐではなかったりで、どうにも綺麗に積めない。
木の所は3段積み、木の左側は4段積んでいる。
木の所はブロックの際左部だけはその右のブロックに乗っているが、右側は地面に接しているだけだ。
ここは根があって単管を打ち込む事も出来ない。

フラットなところが殆どないので、トロ舟を置くのにも苦労する。

ブロックを積み、ブロックの間に石を積んでいく。
目地用の型枠があると作業がはかどる。

斜めに立てかけてある鉄筋は、石の間からコンクリートがこぼれないように付けた小さな板を押さえているものだ。

石は後ろ側に多く出っ張る感じに積み、ブロック塀の控え壁ではないが、ブロックの厚さ方向の剛性が多少でも上がれば良いなと。

裏側はこんな感じ。
コンクリートブロックを1つ縦にしているが、石の隙間からコンクリートが漏れないように抑えている。
そのコンクリートブロックが傾かないように、更に石で押さえている。

この場所は高さがあるので土留めに加わる圧力も大きいと思う。
なので石積みも強度が出るように、奥行き方向に長い石を使った。

以前は写真左側に写っているようにのように丸太を積んでいて、丸太が落ちないように単管1本で支えていた。

ブロックの裏側には捨てコンを入れた。
L型基礎という訳には行かないが、後ろ側を重くすると言う意味で。
ただこの溝が日ごとに埋まっていくのである。
風が吹いて木の葉や土が落ち、だんだん埋まる。
捨てコンは大きめの砂利と砂とセメントで、約60リットルを作って入れた。

もう一つはL型とは行かないが、後方に出っ張りを付けようかとも思う。
これだと倒れ防止に効果があるのではないだろうか。

石積み部分は、前方への出っ張りよりも後方に重心を置いた。

斜面のもっと手前側の工事も始める。
手前側は多少傾斜が緩やかなのと、手前側以外は木の根がないので、ほぼフラットに溝を掘る事が出来た。
手前側は、その位置から約1m離れたところに幹の直径が40cm位の木があった(木は切ってしまって根は残っている)ので、その根が張りだしていて深く掘れなかった。

ブロックを仮置きしてみる。
溝が深く掘れたのだが、絶対的深さは均一とは行かなかった。
2段目以降は間引きして水逃げの隙間を作るか。

奥側と手前側の間に隙間があるのは、ここに階段を作らないと下に行くのが大変になりそうだからだ。

ブロックを並べていたら、以前に積んでいた木が崩れて奥側のブロックが少し埋まった。
手前側は根の位置で穴の深さが決まってしまうので、ブロックが少し高くなる。
直径4cm位の枯れた根があったので、ハンドソーで切ってみた。
枯れているからすぐ切れるだろうと思ったら大間違いで、チェーンソーを持ち出したい位だった。
外側は枯れていても中はまだ完全に枯れておらず、強度を保っていたのだ。

崩れた木を見ると、何かの幼虫…

結構デカい。
カブトムシ的なもの?

幼虫を別の場所に移し、作業再開である。
仮置きしたブロックを外し、少し埋まったところを修正する。

修正後に砂利を入れる。
砂利の高さで出来るだけ水平にしようとしたが、やはり手前側は少し高くなった。

ここに単管を打ち込むのだが、どうにも旨く入っていかない。
深いところに根があるのか?引っかかってしまう。
石であればガンとぶつかるはずなのだが、なんとなく弾力性がある感じだ。
位置を変えてみたりしたのだがうまく行かず、細いパイプを買ってきた。
しかしその細いパイプも途中までしか打ち込めなかったり、斜めに入ってしまうなどした。
振り下ろすだけでも疲れる、デカいハンマーで打ち込んでいるのにここまでしか入らない。
打ち込むのでパイプの先が潰れてくる。

砂利の上にコンクリートを敷いてブロックをのせる。
パイプが斜めに入ったところはブロックも少し斜めになり、決して綺麗に積めたとは言えない。
紐を張って位置を合わせる云々ではなく、溝の傾斜やパイプの打ち込み加減で位置が決まってしまう感じだ。
まあパイプを打ち込まなければ良いと言えばそうなのだが、上側からの圧力でブロックごとずれてしまうのを多少でも防ぎたいと思った。
もっと穴を深く掘り基礎部分をしっかり作れば良いのだが、木の根が邪魔して穴は掘れないし、ブロック6個(約2.4m)分の基礎を作るのにインスタントコンクリート4袋(80kg)を使っていて、更に厚みのある基礎を作るとなるとインスタントコンクリートを運ぶだけでも嫌になる。

全部のブロックの穴の中をコンクリートで充填しようとすれば、それだけでインスタントコンクリートが8袋以上必要になる。
最下段は全ての穴にコンクリートを詰め、上段は鉄筋の入っているところだけコンクリートを詰めるのが標準だそうだ。
穴にコンクリートを詰めるとブロック同士の接着強度が上がるが、多段積みの場合は上部が重くなるので揺れに対して弱くなると言われる。

横筋用のブロックも買ってきてあるのだが、全てが同じ高さではないし、どうしようか。
石積み部分をどのくらい入れるかにもよる。

ブロックを運んでいたら落としてしまい、石にぶつかって割れた…
そこでこの割れたブロックで隙間を作る事にした。
写真で見にくいが、水準器の右側の部分の下に隙間が出来ている。

もう一つは段差を使って隙間を作る。
強度的に心配はあるのだが、裏に石でも当ててコンクリートで固めてしまうか。

隙間を決めるのに石の破片を挟み、その後クランプで固定しておく。

本来は隣り合うブロック同士を接着するため、隙間を空けてコンクリートを入れる。
しかし今回は単に面倒だという理由でぴったりくっつけた。
その代わり接合部の穴の中にはコンクリートを充填し、積み方も接合部が同じ位置にならないようにずらした、いわゆる馬積みみたいな感じにした。

3段積んだのだが、高さ的にはこのくらいで良いかも。
こちら側は傾斜が緩やかな斜面で、高低差が少ない。
ブロックはあるからもう1段積むか。

こちら側の土留めは最下部に6個のブロックを並べている。
写真左側が高くなっているのと、根があるので6個にした。
しかしブロックが未だあるので、基礎の位置をブロック1段分ずらして更に2個ブロックを並べることにした。

根があって溝が掘れないところには石を入れて高さを合わせ、その更に左側は溝が掘れたので砂利とコンクリートで基礎部分を作った。
これで新たに作った基礎の高さが、右部分の最下部のブロック上面と同じ位置になった。

ブロックを積む時にクランプで押さえている。
こうすると隣のブロックと揃えて固定する事が出来て、積むのが楽になる。
クランプは2Fのバルコニーを直した時に買ったもので、こんなところで役立つとは思わなかった。

長さを延長し、4段積み終わったところ。
綺麗に積めていなくてデコボコである。

ブロック積みを行う為に、それまで土留めとして使っていた丸太を外しておいた。
この山の土は関東ローム層的な粘土質で、水分を含んでいると硬く締まっている。
しかし乾けば細かい埃となって舞い上がるような、サラサラなのだ。
で、さらさらの土が崩れて、丸太がごろんとブロックの方まで転がってぶつかった。

斜面の方も足場がないというか、徐々に崩れて下の方に土がたまっていく。
ジムニーのタイヤ(ホイール付き)でも置いておこうかなぁ、何もない斜面だと足をかけるところがない。

最初に積んだブロックの上に石を乗せていく。
石積みはブロック積みより楽しいが、石は重いので疲れる。
乗せておくだけだと不安定なので、モルタルで固めておく。

写真右側の木の生えているあたりはブロックが積めないので、ジムニーの廃タイヤを置いた。
タイヤは金属パイプを打ち込んで固定した。
スプレーで適当に色づけすると、少しは目立たなくなる。

斜面に足場がないので4個ある古タイヤは全部斜面に置いた。
今は単に置いただけなのだが、タイヤ幅の半分位埋めても良いかも。
タイヤで土留めを作るページなど見ると、タイヤを全部埋めてしまっても良いのだとか。
表面の土が少なくなってタイヤが露出すると、今度はそこに風や雨で流されてきた土砂が堆積すると言うことらしい。

だったら埋めてしまうか。
そう思ってタイヤが埋まるだけの穴を掘るのだが、これが又大変だった。
何しろ自分が足場にして踏み固めたところを掘る訳だし、乾けばさらさらで舞い上がるような土も、水分を含んでいると硬く締まってやたら重い。
ジムニーのタイヤと、スカイウエイブのタイヤも埋めた。
スカイウエイブのタイヤは切断して外したので、切断面を下に押さえつけながらタイヤを回すと、切断面が土を掘ってくれる。

足場にしていた部分は作業中に斜面の土がどんどん下の方に移動し、作業しているあたりの傾斜が強まった。
下に流れていった土を上の方に運び、少し戻した。
夏になれば草が生えるので土が崩れることもなくなるし、たぶんタイヤやホイールにツル系の草や根が絡まって、強固に一体化するだろう。

ブロック背面に、新たに固定用のブロックをくっつけた。
土留めが傾くのを、背面の土の重さで阻止出来るかな?という感じで。

本来は鉄筋でつながなければいけないのだが、何せやっていることがボトムアップなので、行き当たりばったりになる。
接着強度を高めるために、沢山モルタルを塗ることにした。
モルタルもセメントと砂の配合でセメントを多くし、強度を上げた。
これで外れたら、その時又何か考えよう。

ここの斜面に置いたタイヤも、穴を掘って半分位埋めた。

階段を作ろうとしているのだが、階段を作るためには両側の壁(赤線部分)が必要だ。
これを作るのは又結構大変だ。
しかもスペース的に、かなり急階段にしないといけない。
うーん…

階段を作るためにブロックを買いに行ったのだが、価格が上がっていた。
128円だったかな、これだと他のホームセンターで買うのと変わらない。
砂はカインズが安いというか、他では売られていないのだ。
なので、砂とセメントはカインズで買ってきた。

階段部分を下から見て左側は、馬積みのために互い違いになっている。
そこに鉄筋を入れているのでブロックがはまらない。

そこでブロックを一部切断する。
ハンドグラインダにコンクリートカッターの刃を付ければ簡単に切断出来る。

これで鉄筋を避けてブロックを乗せることが出来る。

切り取った破片を嵌めると丁度ぴったりだった。

コーナ用のブロックを使っていないのは、コーナ用は穴が貫通していない(横筋用)ので、スタンダードなブロックを使っている。
固定用には単管を使った。

反対側、階段部分の下から見て右側も同じように作っていく。
ここも木の根が多く、根を切るよりブロックに逃げを作った方が簡単なのではないかと思うほどだ。

開口部がブロックの幅より大きいので、ここをどうしようか。
ブロックを切って寸法を合わせて同じように積んでいくか、コンクリートで作ってしまうか。
寸法的にはたいした隙間ではないので、最下部に板を当ててコンクリートを流し込み、それが固まった翌日に下から2段目を作り、と言う具合にやっていけば余り手間がかからない。

埋めたタイヤは大活躍で、タイヤの上に乗りながらの作業になった。
タイヤがないと斜面の土が崩れる、滑るで足場が悪い。
タイヤはぐらつきもなく、結構しっかり食いついている。

実はこのタイヤ、階段を下方に1段増やすことにしたので位置を変えた。
最下段の支えはタイヤにもわずかに引っかかっている感じで固定されている。

ブロック1個分より幅が広いので、カットしたブロックを使ったり、コンクリートで充填するなどした。
コンクリートが漏れないように、コンクリートブロックに砂の入っていたビニル袋をかぶせ、それを型枠代わりにした。
これは結構便利で、他の部分でもインスタント型枠として活躍してくれた。
不格好ではあるが、階段として機能するものが出来た。

土留め部分がほぼ完成したので、地面を整えていく。
砂利や砂を敷いて平らにする。

手前に写っている木の棒は、6年以上前にバルコニーの改修をした時の廃材だ。
これを地面に打ち込んで階段を作っていた。
しかしさすがに木なので腐ってしまい、ついでなのでここも工事することにした。

東側にも階段は作ってあって、構造的には西側と同じである。
廃材を地面に打ち込んで、その2本の打ち込んだ廃材の間に別の廃材を引っかけただけだ。
塗装してある木だったので長持ちした方だとは思うが、足で踏むと崩れるほどに腐っている。

階段は石やブロックを積んで作ることにした。
上の方はコンクリートを流しただけだが、アンカーを打ち込んで地面からずれないようにしてある。
ブロックの所は、元々の階段がどんどん崩れて段差が広がってしまった。
なのでブロックでかさ上げした。

緑色のものはウインドサーフィン用のボードを半分に切ったものだ。
内部は発泡スチロールで、中々耐久性が高い。
これの下に部分を石積みで強化することにした。

西側の階段は平たい所の多い石を使って作った。
西側の階段から見た全体

東側の階段はコンクリートで作った。
垂直部分には石を使った。

砂利や砂を撒いたが、風雨にさらされればやがて泥と混じってしまうだろう。
綺麗に見えるのは今だけというか、雨の少ないこの時期が過ぎれば泥が混じり、そして草が生えてどうしようもなくなる。

南側から見るとこんな感じ。
白いブロックは目立つので、後ろに見えるウインドサーフィンのボード(緑に塗った)みたいに、色を塗るかなぁ。

上の写真で少し見えているが、ハシゴの立てかけてある地面の所の土留めは廃材で作ったものだ。
今のところ腐ってはいないが、次はここを直す予定である。


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