シャワートイレを交換した

東芝製シャワートイレが配達されてきたので交換した。
LIXIL製と違い、タンクまでの配管が樹脂製のホースだ。
LIXILの場合は金属のフレキシブルパイプである。

いささか付属の配管が長すぎるのはアレなのだが、ギリギリに作るわけにも行かないか。
長さ調整の可能な金属パイプ(曲がりが厳しいので樹脂パイプだと潰れるかも)が見栄え的には良いが、コスト的に厳しいだろう。

レンチなども付属しているので、取り付け自体は短時間で終わる。
配線類が左側に出ているので、ウチの場合は都合が良かった。
LIXILは右から配線が出ているので、後ろをぐるっと回す必要があった。

ホースのジョイント部分、便器への取り付け部分など、あらゆる点でLIXILは良く出来ているなと思う。
作業者の手間がかからない仕組みが使われている。
逆に東芝は取り付けは1回だけだからと、そうしたところにコストはかけない設計だ。
これはどちらが良いかと言うより、ポリシーの違いである。

取り付けたものは瞬間湯沸かしタイプなので、設置したらすぐに温水を試せる。
水温は最初は少し低い(金属配管が温まっていないなどだと思う)が、気になるほどではない。
温度的には40℃前後だろうか。
瞬間式は水量が少ないと言われているが、貯湯式と変わらないと感じた。
ここは水圧が高いので、水圧の低い場所では水量が違うかも知れない。
またマンションの高層階などでは貯湯式+ポンプ吸い上げ式のモデルもある。
瞬間湯沸かし方式なので、当然ながら湯切れはない。

初期の水温上昇までは数秒を要するようで、その間はボタンを押しても水は出ない。
いったん温まると連続使用が出来る状態になる。
貯湯式は1分前後でタンク内の水を使い切り、再加温には10分〜20分を要する。

ノズルの動作は、ボタンを押してからシャワーが出るまでが遅い。
LIXILはすぐに動作するが、東芝製は待ち時間(初期待ち時間ではない)がある。
初期待ち時間でプリヒートは出来ると思うが、プリヒート後にいったんヒータの電源が切れるはずで、その後の再加熱時間が必要なのかも知れない。

シャワーの位置は調整可能(LIXILは固定)だが、LIXILとは微妙に位置や角度が違う。
どちらが良いというものではなく、違うなと感じる程度に違った。
その他、水量や温度などが細かく設定できるのは定価が高いからか。

蓋の開け閉め感はLIXILの方が良い。
東芝製は便座部分を厚くして掃除をしやすくしたとしているが、そのために持ち上がる角度が多少犠牲になっている。
LIXIL製はタンクに蓋が当たるが東芝製は当たらない。

これまで使った中で使い勝手として良かったのは、TOTO、LIXIL(INAX)、東芝、Panasonicの順だ。
やはりTOTOは細かな面が色々と考えられていて、さらにはそれらが特許で守られている。
LIXILも悪くないが、くだらないところが壊れるのが何とも。
モータとかギアとか電磁バルブが壊れるのではなく、プラスチックが割れるんだもんなぁ。

LIXILはノズルを水圧で押し出していて、ノズルを押し出すために使う水が冷えた配管を温める。
更にその水がノズルをスライドさせながらノズル自身を洗浄するなど、よく考えられている。
ノズル収納部付近はシャワーモード中は水が出っぱなしで、汚れの付着を防いでいる。
汚れの付着は防げるが、水が多く流れるので水垢の付着はある。
TOTOの最近のものは使った事がないのだが、ノズルの洗浄機能はあまり良くなかった。

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