車を買った(2)

この辺りは山道&雪が降るので4WDでないと不安がある。
ただ4WD車はタマ数が少ない。

中古車は全体的に割高で、CX3の安価なものはディーゼルだ。
マツダに限らずではあるが、クリーンディーゼルは排ガスは綺麗になったがエンジン内はススだらけになる。
定期的に掃除をすれば良いと言われればそうなのだが、クリーンディーゼルとは言っても排ガスは臭うし、ボンネットの中に虎でも飼ってるんじゃないの?位にはゴロゴロ言う。 それでもなおディーゼルを選ぶとすれば、低速トルクが欲しいとかかな。

マツダ(ディーラ)がディーゼル車を拡販していたのも、中古が多い理由だろう。
確かに燃費は良いが、燃料費で車両価格差を埋めようとするには無理がある。
同じモデルでもガソリンエンジン車は数が少ないのか?ディーゼル車の方が安い。
元値の高いディーゼル車のリセールバリューが低いのだから、オーナは可哀想だ。
そんなディーゼルエンジン車を買っても、もしかしたらDPFがすぐに詰まるかも知れないし、吸気ポートもEGRクーラも、断面積が2割位になってしまっている可能性もある。

4WD車が少ないのは、需要や燃費や価格の問題か。
ちなみに畑作業で使う軽トラックは、4WD車が結構中古車屋に並んでいる。
雪の日に出かけない事は出来るが、帰ってきたら雪だったなんて時に困る。
平地であれば問題ないが、何しろジムニーにスタッドレスを履かせても、更にチェーンがいる土地だ。
タイヤ径が56cm程度と小さい軽自動車では、雪に阻まれて前進できなくなってしまう。
ジムニーのタイヤ径約69cmと最低地上高200mmは伊達ではない。

CX3 4WD車の最低地上高は160mmで、普通の車とさほど変わらない。
CX30だと最低地上高は175mm、相場は190万円前後だ。

最近の4WD(SUV)は厳ついスタイルが増えている。
RAV4(最低地上高190mm)だって2016年頃は普通だったのに、今はすっかりオラオラ顔だ。
C-HR(最低地上高155mm)の方がまだマシだが、今ひとつ好みと違う。

小型車でも普通車でも良いのだが、箱根や天城の坂を上る事を考えると軽は厳しい。
普通の道を走る分には良いし、田舎の方は軽だらけなので駐車場の狭いスーパーなどもある。
なのであまり大きな車だと不便になる。
中古が多くて安いのは数の多いワンボックス系、19や村野などの不人気車か。

値落ちの激しい車だとポルシェのマカンがある。
2015年モデルで190万円はかなり安い。
60万円の軽だったら、190万円のマカンじゃないの?
普段乗りには全幅1922mmがちょいと問題だが、最低地上高は最大で230mmある。
ポルシェ乗りには、VWやaudiのエンジンを積んだ車なんか認めネーよ、なんて言われそうだけど。

CX30と同じ価格だからと言ってCX30と同じように乗れる車ではないし、190万円のマカンはさすがにアレなのだけれど、260万円も出せば走行距離も短い車が買える。 マカンはちょっと欲しくなったのだが、普段使いには大きい。
セカンドカーとしてならアリだと、今も思っている。
買うならGTSだな。
少し古いものでないとセンターコンソールのスイッチ類がタッチパネルになっている。
なお来年のモデルはメカニカルスイッチに戻るという話だが、EVになってしまう。

1シリーズやBクラス、V40/V60も値落ちがそこそこだ。
質実剛健で実用的ではあっても面白味のある車ではないし、実用性重視ならデミオとかFitとかマーチとかの方が良いのかな。

4WDだとコンパスが安いしサイズもお手頃、しかし信頼性が今ひとつなのだ。
レネゲードの中古がそこそこ高いのは、現行4WD車がPHEVになってしまったから?
コンパスはフランス製のアメ車、レネゲードはイタリア製のアメ車だから、信頼性は想像を裏切らない。
audi TTも悪くないよなとか、だんだん方向性が…

EVは選択肢には入れていない。
新車ならともかく、中古だとバッテリーやインバータの状態も分からない。
激安24kWh版の中古リーフでも、バッテリーを交換しようと思えば60万円位(中古なら30万円位)の出費になる。
24kWh版って満充電実走行で100kmくらい走れるかな、無理かな。
急速充電だとバッテリーの劣化が早いという話があり、セグメントが1つ欠けるまでが5〜6万kmだとか。

そんな感じで色々探してみたが、今ひとつ欲しい車がない。
だいぶ前に書いた事があるが、ミニは乗ってみたい車でもある。
で、今度はミニを探してみる。
新車価格からすると値落ちが良い車とも言えないが、少なくとも低年式車は安い。

デザイン的にはショートホイールベースの2ドアなのだが、4ドアの方が出物が多い。
CG誌には「なにしろ日本は、ドアの数もイスの数も多ければ多いほど良いという国」とあった。
滅多に使わないけれど3列シートが良くて、殆ど1人で乗るけれど7人乗りが良い、みたいなものだ。

ミニの低年式車は安いのだが、動いている時間より(故障で)寝ている時間の方が長くなったりして。
ディーゼルも多いが、マツダのディーゼルほど静かではない。

BMWなのでオイル漏れはオイルが入っている証拠、みたいな感覚かな。
液体は漏れて当然みたいな感覚でないと、BMW系は難しいかも。
第2世代(2014年以前)モデルなど、カムチェーンが伸びて交換が必要というチャーミングなエンジンだ。

タマ数が多い事や低年式車の安さは魅力だが、低年式で走行距離の出ている車は維持が大変だろうな。
中古のガイシャほど面倒なものはない。
最近では日本車の部品価格が上がり輸入車の部品と変わらない値段にはなったが、部品の豊富さや中古部品の入手性を考えると輸入車はリスキーだ。

ミニは3世代があり、今市場に多く出ているのは2世代目と3世代目の前期型だ。
2世代目は上に書いたチャーミングなエンジンが乗っているので、出来れば3世代目を選びたい。
で、目に付いたのが70万円台の価格の2ドアモデル、2014年式の3世代目出始めのものだ。
ただ中古車屋の所在地が愛知県なのと、色が赤なんだよなぁ。
問い合わせてみると、安い理由は小さな傷やへこみが多いからだそうだ。
しかも1カ所に傷が集中しているわけではないので、直すとなると結構お金がかかりますと。
委託販売車なので傷がそのままなんですと言う事だった。

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コメント

  1. bluefinder より:

    当方まだ松田ディーゼル乗りですが、煤はある程度割り切るしか無さそうです。煤清掃も色々なところがやり始めて、最近だと関西マツダがサービスメニュー化したりしているので、なんかあったら清掃すればいいやという感じです。

    YouTubeに動画が沢山ありますが、経路が結構な閉塞状態でもわりと普通に走っちゃうみたいだし、何十万キロも走った個体もあったりして、あまり気にしすぎるのも精神衛生上よくない、というメンタリティで過ごしてます。

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